○研究目的:本研究目的は、東北地方の大学が設置形態を超えて連携・協同を強化し、適切な機能分化・役割分担を実現するのに貢献できる大学職員の職能開発について研究することだった。 ○研究方法:勤務先大学及び複数の他大学職員に適切な機能分化とその実現に貢献できる大学職員の職能開発の必要性についてインタビューを行った。また、東北地方を中心とする国公私立大学の職員35名からなる勉強会(第1回大学職員能力開発工房"シリウス")を開催した。 ○研究成果:東北地方の大学職員が「機能分化・役割分担」について学習する場を設けることにより、自発的・具体的な職能開発の取組が可能となった。具体的な成果物としては、上記勉強会の立ち上げと勉強会がまとめた東北地方における大学機能分化案があり、本案は文科省の国立法人支援課の要請により報告している。
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