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腎障害・透析患者におけるリネゾリド及び代謝物の血中濃度と血小板減少との関連の検討

研究課題

研究課題/領域番号 22926003
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 薬学Ⅰ
研究機関金沢大学

研究代表者

伊藤 さつき  金沢大学, 附属病院, 薬剤師

研究期間 (年度) 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
630千円 (直接経費: 630千円)
2010年度: 630千円 (直接経費: 630千円)
キーワード抗菌薬 / 血中濃度モニタリング / 副作用モニタリング
研究概要

リネゾリド(LZD)は、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に対する治療薬である。添付文書によると、腎機能障害患者や血液透析患者においても減量する必要はなく、TDMは不要であるとされている。一方、高度腎機能障害時や透析時には未変化体や代謝物のAUCが著明に増大するとの報告や、腎障害がLZDの副作用の一つである血小板減少のリスクファクターになるとの報告もある。そこで、本研究では腎機能障害時・透析時のLZDの用法・用量を最適化するために、LZDおよびその主要代謝物(A・B)の薬物動態学的パラメータを解析し、LZDの副作用との関連を検討することを目的とする。
MRSA感染症(疑い例を含む)と診断され、LZDを投与された症例のうち同意の得られた症例について、LZDおよびその主要代謝物の血中濃度を測定した。また持続的血液濾過透析(CHDF)施行中の急性腎不全症例1例についてはCHDFによるクリアランスや腎クリアランスを算出するためにダイアライザ入口・出口の血中濃度および透析液漉過液濃度も併せて測定した。測定にはLiquid Chromatography/Mass Spectrometryを用いた。電子カルテにより臨床検査値を調査した。
CHDF施行2例の検討により、LZD反復投与によりLZD未変化体とその代謝物の排泄遅延が生じ、血中濃度が上昇した。非透析例4症例のうち骨髄抑制が確認された3症例ではLZDおよび主要代謝物の血中濃度の上昇がみとめられた一方、骨髄抑制が確認されなかった1症例ではいずれも健常人と同等の血中濃度であった。したがって、血小板減少発現はLZDまたは代謝物の血中濃度に依存している可能性が示唆された。以上の結果よりLZDの血中濃度をモニタリングすることは、有効治療域の維持や副作用回避のために有用であり、LZDのTDMはLZDの最適治療に貢献できるものと考えられる。

報告書

(1件)
  • 2010 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考]

    • URL

      http://web.hosp.kanazawa-u.ac.jp/bu/yaku/index.html

    • 関連する報告書
      2010 実績報告書

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公開日: 2010-08-23   更新日: 2025-11-18  

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