研究課題/領域番号 |
22H00049
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分6:政治学およびその関連分野
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
吉田 修 広島大学, 人間社会科学研究科(社)東千田, 教授 (60231693)
|
研究分担者 |
北川 将之 神戸女学院大学, 文学部, 教授 (00365694)
湊 一樹 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 地域研究センター南アジア研究グループ, 研究員 (00450552)
板倉 和裕 奈良工業高等専門学校, 一般教科, 助教 (00809212)
森 悠子 津田塾大学, 学芸学部, 准教授 (10748198)
上田 知亮 東洋大学, 法学部, 准教授 (20402943)
石坂 晋哉 愛媛大学, 法文学部, 教授 (20525068)
小西 公大 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (30609996)
小川 道大 東京大学, 東洋文化研究所, 准教授 (30712567)
三輪 博樹 帝京大学, 法学部, 准教授 (40375390)
別所 裕介 駒澤大学, 総合教育研究部, 教授 (40585650)
油井 美春 関西学院大学, 国際学部, 准教授 (50634440)
和田 一哉 金沢大学, 国際学系, 教授 (70589259)
志賀 美和子 専修大学, 文学部, 教授 (80401157)
木村 真希子 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (90468835)
舟橋 健太 龍谷大学, 社会学部, 准教授 (90510488)
近藤 則夫 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 地域研究センター南アジア研究グループ, 主任研究員 (90450452)
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
41,600千円 (直接経費: 32,000千円、間接経費: 9,600千円)
2024年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2023年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
2022年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
|
キーワード | インド / 州政治 / 民主主義 / 分権化 / 集権化 / 連邦的安定化 / グローバリズム / 女性参加 / 自治 |
研究開始時の研究の概要 |
独立以来ほぼ選挙民主主義が中央および州において機能してきたインドでは、1950年代後半以降、「政治過程としての分権化」とでもいうべき展開が見られ、世紀転換期には州を基盤とする地域政党の連立政権が中央に現出するに至った。その後、経済自由化とともに国家としてグローバル社会に対応しようとする中で、現在では集権化への新しい契機も見られる。 本研究では、政治学のみならず、経済学や社会学、文化人類学などさまざまなアプローチを駆使し、また現地インドの研究者・研究機関との協力によって、インドで行われている政治行政の実相に迫りながら、政治的分権化と集権化との間のダイナミズムの学問的理論化を試みる。
|
研究実績の概要 |
本年度は津田塾大学千駄ヶ谷キャンパスで5月に第1回研究会・打合せ会を、10月に第2回研究会・打合せ会を、いずれもハイブリッドで行った。第1回研究会はインドの研究パートナーとも接続し、英語で実施した。12月には研究代表者がインドの研究パートナーを訪問し、国際共同出版を含む共同研究の進展方法についての打合せを行った。さらに年度末の3月にインドのシッキム州シッキム大学で国際ワークショップを行い、科研メンバー7名とインドの研究パートナー4機関5名のほか、インド各地から7名の研究者が研究報告し、多数の出席者の参加を得た。 国際共同出版については、8月と1月に編集会議を行ったほか、3月の国際ワークショップの後にデリーで本科研の国際ワークショップ参加メンバーにインドの研究パートナーを含めた編集会議を行い、内容の統一性と個別性について調整し、翌年度に執筆に入る体制を構築した。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
予定通りにシッキム大学で国際ワークショップを成功裏に開催することができた。また国際共同出版の具体的な形において、大きな前進があった。
|
今後の研究の推進方策 |
これまでの個別分担研究者による研究の進展を、国際共同出版の形に集約してゆく。また可能な限り、インド側パートナーを介した国際共同執筆を拡大してゆく。
|