研究課題/領域番号 |
22H00080
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分9:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
吉田 成章 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (70514313)
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研究分担者 |
馬場 卓也 広島大学, 人間社会科学研究科(国), 教授 (00335720)
宮本 勇一 岡山大学, 教育学域, 講師 (00897134)
福田 敦志 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (10325136)
丸山 恭司 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (30253040)
草原 和博 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (40294269)
安藤 和久 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 特任助教 (60981553)
川口 広美 (前田広美) 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (80710839)
金 鍾成 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (90825837)
松田 充 兵庫教育大学, その他部局等, 准教授 (80845991)
岩田 昌太郎 同志社大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (50433090)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
36,790千円 (直接経費: 28,300千円、間接経費: 8,490千円)
2024年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2023年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
2022年度: 10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
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キーワード | 授業研究 / Lesson Study / 教職の高度化 / ネットワーク形成 / 授業研究アーカイブ / 教員養成 / 教師教育 / 教師教育者 / 国際オンライン授業研究プラットフォーム |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、授業研究を軸とした教職の高度化(教員養成・教師教育・教師教育者養成の一体 的改革)のための国際共同研究を推進し、授業研究を軸とした教職の高度化のための研究プ ラットフォームを構築する研究である。Lesson Studyとして展開されてきている授業研究を、日本国内の展開および世界的な展開の動向を踏まえ、授業を研究するという教育学研究としての研究プラットフォームを構築する。
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研究実績の概要 |
2023年度の研究実績は次の三点に集約される。 第一に、国際的な共同研究プラットフォームをさらに発展させたことである。具体的には、オランダにて開催されたWALS(世界授業研究学会)への参加を通じて、ドイツ・アフリカ・北米地域をはじめとする世界各国の研究者とも研究交流の機会を発展させることができた。また、韓国で実施した授業研究の成果をWALSにて発表することができ、本研究成果の公開を通じたプラットフォームの形成も加速させることができた。 第二に、国内の共同研究プラットフォームをさらに発展させたことである。具体的には、日本教育学会にてラウンドテーブルを開催し、授業研究の国際比較に取り組む研究者の研究の取組の報告を踏まえて、研究者・実践家との交流を組織することができた。この学会でのラウンドテーブルの開催の取組は連続シリーズとして2024年度以降も継続していく予定である。 第三に、インターネット上に構築する国際授業研究アーカイブ(International Lesson Study Archive: ILSA)の構築に取り組んだことである。とりわけ、先行するアーカイブ設置に取り組んでいる研究者の話題提供も受けて、本アーカイブの設置についての具体的な検討を行うことができた。 これらの成果を踏まえて、国際学会および国内の学会でのさらなる研究成果の公開と、英語および日本語での論文の執筆に着手しており、2024年度以降にも継続的な研究成果の発信を行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初予定していた国際共同研究プラットフォームは順調に構築・発展させられており、研究成果の公開も伴ってきているため。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度以降は、国際的な研究・実践ネットワークの強化・維持・発展、国内の研究・実践ネットワークの強化・維持・発展にさらに力を入れて取り組む。具体的には、WALSへの参加とINEI(International Network of Educational Institutes)の広島大学での開催、日本教育方法学会でのラウンドテーブルの開催などを通じて、国内外の研究ネットワークの強化をはかる。その上で、研究成果の公開にも継続して取り組む。
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