研究課題
基盤研究(A)
細胞の中には多くの自己集合体が存在する。自己集合とは分子が自然に集まる現象をいう。これらの細胞内自己集合体は物質と生命体を分ける境界をなす。本研究の目的は、生命の根源である細胞内集合体を人工的な化合物で模倣・調節・加工し、細胞の基本的な機能を理解・操作することである。本研究で題材とする化合物は、いずれも古典的な生理活性化合物や医薬品の考え方から外れたものである。生理活性化合物の新たな概念を生む。