研究課題/領域番号 |
22H01037
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 熊本高等専門学校 |
研究代表者 |
清田 公保 熊本高等専門学校, 企画運営部, 教授 (80186353)
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研究分担者 |
浜 克己 函館工業高等専門学校, 生産システム工学科, 特任教授 (00180927)
三浦 靖一郎 徳山工業高等専門学校, 機械電気工学科, 准教授 (00353235)
島川 学 熊本高等専門学校, 電子情報システム工学系AEグループ, 教授 (40259958)
渡辺 考一 熊本高等専門学校, 熊本高等専門学校(熊本キャンパス), 特命教授 (50818078)
伊藤 和之 筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 教授 (10501091)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2023年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2022年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
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キーワード | アシスティブテクノロジー(AT) / ATライブラリ / アクセシビリティ / ATリポジトリ / 障がい者支援 / 特別支援教育 / AT:アシスティブテクノロジー / GIGAスクール / タブレット端末 / 社会実装 / 教育教材のデジタル化 / GIGAスクール環境構築 / ICTアクセシビリティ |
研究開始時の研究の概要 |
特別支援学校における教育現場では、デジタル技術を活用するための教員のICTスキルに格差があり教育におけるデジタルデバイド(情報格差)が生じているのが現状である。本研究では、全国高専で培ってきたデジタルを活用した支援機器・支援アプリの開発的知見と、当事者への支援機器の提供をとおして得られた教育的支援のノウハウを整理統合した「デジタル支援技術開発リポジトリ(高専ATライブラリ)の開発と、その特別支援教育への社会実装による効果を検証する。
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研究実績の概要 |
特別支援学校における教育のデジタル化は、障害を持つ児童・生徒の一人ひとりの教育的ニーズを把握し、創意工夫ある個別配慮を施した独自のAT(アシスティブ・テクノロジー:支援技術)対応が前提のため、ICT支援ができる人材不足も相まって、十分なデジタル教育の効果がひき出せていないのが現状である。 本研究は、実践的技術者の育成を主とする全国高専で培ってきた、デジタルを活用した支援機器・支援アプリの開発的知見と、当事者への支援機器の提供をとおして得られた教育的支援のノウハウを整理統合することにより、特別支援教育に適用できる「デジタル支援技術開発リポジトリ:高専AT(アシスティブ・テクノロジー)ライブラリ教材」の開発と、その特別支援教育への社会実装を目的とする。 令和4年度は、教材やアプリの支援ツールの登録を行うために、高専ATライブラリのサーバー立ち上げおよびデータベースの基本機能の構築を行った。 これと並行して、連携高専に対してAT研究シーズ集の追加調査を行い、特別支援教育に活用できる研究シーズの追加調査を実施した。また、特別支援学校の障がい児童・生徒がタブレット端末を活用しやすくするためのKME( KOSEN Multi-functional Endpoint: 高専多機能支援端末)インタフェースを新規に開発し、教育教材との活用事例による評価を行った。また、視覚障がいを有する児童・生徒の読み書きを支援するTouchTalkerアプリの社会実装に向けた開発を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
高専ATライブラリの構築に際しては、特別支援教育における担当教員へのニーズ調査と高専におけるATに関する研究シーズをこれまでに、2回先行して実施しニーズ&シーズ集としてまとめた実績があり、これらの事前資料等を活用することで、計画どおりに研究遂行が進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
高専ATライブラリのデータベースは、次年度以降もニーズ、シーズともに継続して追加していき、活用のためのレシピ&モジュール機能を増やすとともに、利用者が使いやすいように障がい別や目的別の検索項目と障がい分類のICF指標とChatGPTを活用したAI機能などを取り入れていく予定である。
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