配分額 *注記 |
15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
2023年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2022年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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研究開始時の研究の概要 |
量子スピン系において, 基底状態にスペクトルギャップを持つモデルの分類問題は次のようなものである. 二つのモデルは, スペクトルギャップを閉じることなく滑らかな路で移り合うとき, 同値であると考える. さらに対称性を課した分類問題も考えられている. 二つの対称性を満たすモデルは, スペクトルギャップを閉じることなく, かつ対称性を破ることなく滑らかな路で移り合うとき, 同値であると考える. 本研究では作用素環による統計力学の枠組みにおいてこの問題に取り組む. 作用素環による統計力学の枠組みは, 無限系を直接扱うのに適した枠組みであり本研究の特性であり利点である.
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