研究課題/領域番号 |
22H01348
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分17050:地球生命科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
伊左治 雄太 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海洋機能利用部門(生物地球化学センター), 研究員 (80836320)
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研究分担者 |
杉江 恒二 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球環境部門(地球表層システム研究センター), 研究員 (00555261)
吉村 寿紘 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海洋機能利用部門(生物地球化学センター), 副主任研究員 (90710070)
荒岡 大輔 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 地質調査総合センター, 主任研究員 (60738318)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2023年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2022年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
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キーワード | 海洋鉄循環 / ヘム / 鉄安定同位体比 / 海洋化学 / 生物地球化学 |
研究開始時の研究の概要 |
鉄は海洋で最も枯渇している必須微量元素の一つであり、その動態は物質循環や気候変動の駆動因子として重要な位置を占める。本研究の目的は、鉄を含む生体分子であるヘムBの鉄安定同位体比分析法を開発し、これまで制約することのできなかった「環境中で微生物が取り込んだ溶存態鉄の供給源」を同定することである。本研究が完遂することで、「海洋一次生産を支える最も重要な溶存態鉄の供給源はどこか?」という物質循環の根幹に関わる問いの答えを得ることができる。本研究により創出される知見は、人間活動に伴う全球的な鉄供給分布の変化(人為起源鉄の排出、砂漠化、氷床溶解)に対する物質循環の応答を定量的に予測するための礎となる。
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