研究課題
基盤研究(B)
Mgは実用金属上最軽量であるにもかかわらず、低い強度・延性・耐食性からその用途は限られている。耐食性の担保については、一般に表面処理の後塗装を行う多段階の工程を必要としてきた。本研究では、Mg-Sc合金において酸化工程のみで形成可能な皮膜を利用し表面を適切にデザインすることで、塗装等多段階に渡る表面処理が不要な、高耐食性・意匠性・撥水性を兼ね備えるMg合金の実現を目指す。