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難治性胆管がんの代謝を利用した新規放射性治療薬開発

研究課題

研究課題/領域番号 22H03031
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分52040:放射線科学関連
研究機関国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構

研究代表者

吉井 幸恵  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 分子イメージング診断治療研究部, 上席研究員 (10397242)

研究分担者 松本 博樹  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子医科学研究所 分子イメージング診断治療研究部, 研究員 (00592916)
五十嵐 千佳  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子医科学研究所 分子イメージング診断治療研究部, 技術員 (00882482)
檜原 扶紀子  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子医科学研究所 分子イメージング診断治療研究部, 技術員 (20846935)
立花 知子  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子医科学研究所 分子イメージング診断治療研究部, 主任技術員 (40846937)
張 明栄  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子医科学研究所 先進核医学基盤研究部, 部長 (80443076)
脇 厚生  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子生命・医学部門, 室長 (00313776)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2023年度)
配分額 *注記
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2023年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2022年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
キーワード64Cu
研究開始時の研究の概要

胆管がんは、生存率が低く一般に手術が困難なため、新たな治療薬の開発が望まれる。一方、申請者はこれまでに放射性核種を用いた多様な標識化合物を合成し、そのうち1化合物については現在悪性脳腫瘍患者において国産放射性治療薬としては初となる国内臨床試験を実施している。申請者は、こうした研究の中で、胆管がん細胞に高集積性を示す候補化合物を見出している。こうした背景から、本研究では胆管がんに対する新治療薬を開発する。

研究実績の概要

胆管がんは、生存率が低く一般に手術が困難なため、新たな治療薬の開発が望まれる。研究代表者は、これまでに、胆管に生理的に輸送され、胆管がん細胞に高集積性を示す候補化合物を見出している。また、胆管がんは高増殖するためその代謝において、Cu要求性が高いこと、生体内でトランスキレーションにより金属-錯体から金属を奪い核移行させる働きがあることも報告されている。こうした背景から、研究代表者は64Cu錯体を用いることで、胆管がんのCu代謝を標的としがんDNAを効果的に損傷できる新治療薬を開発できると考えた。そこで本研究では、胆管がんに対する革新的放射性治療薬の開発を目指し、研究を実施した。
初年度成果として、がんCu要求性を利用した64Cu代謝製剤を開発するため、候補64Cu錯体の構造設計を行い、合成した。得られた化合物は科学的手法で分析した。また、胆管がん移植マウスモデルを確立の確立を目指し、赤色蛍光タンパク質高発現胆管がん細胞を細胞培養し、がん細胞を移植するマウスモデルを作成する手順を確立した。
次年度は、初年度に引き続き、がんCu要求性を利用した64Cu代謝製剤を開発するため、候補64Cu錯体の構造設計を行い、化学合成した。得られた化合物につき、64Cuを使用し、標識した。得られた64Cu錯体を用い、がん細胞移植モデルを用いた薬物動態実験、腫瘍取り込み実験を実施した。また、がん細胞における銅の取り込みを定性的に評価した。
研究は、予定通り進捗したが、研究代表者の異動による資格喪失により、研究を終了した。現在、論文投稿(Pharmaceuticals投稿予定)準備中。

現在までの達成度 (段落)

令和5年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和5年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2023 実績報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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