研究課題/領域番号 |
22H03089
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53040:腎臓内科学関連
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
福本 誠二 徳島大学, 先端酵素学研究所, 特任教授 (30202287)
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研究分担者 |
高士 祐一 福岡大学, 医学部, 講師 (50803524)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
採択後辞退 (2023年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2023年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
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キーワード | FGF23 / PHEX / リン / 寿命 |
研究開始時の研究の概要 |
血中リン濃度の異常は、くる病や異所性石灰化の原因となる。従って生体には、血中リン濃度を一定の範囲に維持する機構が備わっている筈である。我々は、血中リン濃度調節ホルモンであるFGF23を同定し、その作用を明らかにした。また、リンがFGF受容体を介してFGF23産生を促進するフィードバック機構があることも報告した。本研究は、これらの背景のもとに、生体のリン感知機構の全貌とその意義を解明しようとするものである。
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研究実績の概要 |
Phosphate-regulating gene with homologies to endopeptidases on the X chromosome (PHEX)は、最も頻度の高い遺伝性低リン血症性疾患であるX染色体顕性低リン血症性くる病(X-linked hypophosphatemic rickets: XLH)の原因遺伝子である。XLH患者では、低リン血症にもかかわらず、低リン血症惹起ホルモンである線維芽細胞増殖因子23(fibroblast growth factor 23: FGF23)産生が亢進していることから、PHEX蛋白がFGF23産生やリン感知機構に関与する可能性が考えられている。PHEXは、主に骨細胞により産生されると考えられている。ただし、PHEX産生骨細胞の特徴は明らかにされていない。そこでsingle-cell RNA sequencingにより、FGF23産生骨細胞の同定を試みた。 マウス大腿骨を脱灰、酵素処理、血球系細胞の除去後、得られた細胞をsingle-cell RNA sequencingに共した。野生型マウスでは、FGF23産生が確認できなかった。そこで、XLHの動物モデルでFGF23産生過剰マウスであるHypマウスに、FGF23産生を促進することが報告されている1,25-水酸化ビタミンDを投与して検討した。その結果、PHEX発現細胞の一部でFGF23産生が確認できた。今後このFGF23産生細胞のより詳細な検討、あるいはPHEX陽性細胞の中でのFGF23を産生する細胞と産生しない細胞の比較により、PHEXのリン感知やFGF23産生における機能が明らかになる可能性がある。
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現在までの達成度 (段落) |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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