研究課題
基盤研究(B)
代謝恒常性は、各臓器が連携することで維持されるが、この維持機構が破綻すると糖尿病・メタボリックシンドロームの病態に繋がる。本申請者は、臓器の栄養素代謝が臓器間神経ネットワークにより連携することで、個体の恒常性維持として働く生命原理を明らかにした。本研究では、肝臓内代謝の領域局在性に着目し、この代謝局在が時空間的にいかに感知され個体代謝へ影響を及ぼすか、その新機序解明とともに応用法探索を目標とする。