研究課題/領域番号 |
22H03358
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
淺山 敬 帝京大学, 医学部, 教授 (80431518)
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研究分担者 |
菊谷 昌浩 帝京大学, 医学部, 教授 (80361111)
佐藤 倫広 東北医科薬科大学, 医学部, 助教 (70717892)
辰巳 友佳子 帝京大学, 医学部, 講師 (00757685)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
2023年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2022年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 診察室外血圧データ ベース / 家庭血圧 / 自由行動下血圧 / 診察室外血圧 / 循環器疫学 / 集計データ解析 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、一般地域住民の家庭血圧と自由行動下血圧に関するデータを、世界初の診察室外血圧データベースとして統合する。さらに、国際的な研究ネットワークを活かして国内外の、診察室外血圧情報を有する住民コホートの参画を得て、世界5大陸での診察室外血圧コホート統合データベースを共同構築し、診察室外血圧の循環器疾患、認知機能、フレイル等との関連や発症予後についての多角的・定量的な評価を行う。このことで、診察室外血圧に基づいた降圧治療管理へ向けた、日本発の世界的なパラダイムシフトを図る。また、国レベルの診察室外血圧データベース構築や NDB との連携へ向けた環境整備を行う。
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研究実績の概要 |
2022年12月にベルギー・Mechelen市において、研究代表者が参画している4種の国際共同研究の関係者が一同に会する形で"IDACO/IDHOCO/IDCARS/UPRIGHT-HTM Network Meeting"を開催した。ここでは、自由行動下血圧の国際共同研究 IDACO、家庭血圧の国際共同研究 IDHOCO、中心血圧の国際共同研究 IDCARS、さらに慢性腎臓病の早期マーカー探索に関する多施設共同観察研究 UPRIGHT-HTMを行っている研究者同士が直接討議する貴重な機会を得て、各研究の相互交流も実現した。本研究会は来年度は大阪で、再来年度はナイジェリア・Abuja市で実施されることが決定した。また、本研究会での発表内容は、事前に抄録集として研究代表者の手によって収集・整理され、Blood Pressure Monitoring誌に掲載された。 一方、大迫研究コホートでは今年度、フリースタイルリブレを用いた持続血糖モニタリングを実施した。貼付センサーの不具合が発生するなどのトラブルが発生したが適切に対処し、最終的には100例弱のデータを得ることができた。また、コロナ禍が続いている中でも、1ヶ月間の家庭血圧測定と結果説明を行い、感染防止に十分配慮する形で住民の頸動脈エコー検査や眼底撮影、歩行能テストや歯科検診など一連のデータ収集を行うことができた。佐久研究ならびに神戸コホートでも、研究分担者による住民調査ならびに収集データの分析が進められた。これらの結果と過去の収集データを突き合わせる方で、複数の学会発表を行い、原著論文を上梓した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
本研究を実施する各コホートで、家庭血圧および関連情報の収集が順調に進み、積極的な成果発表を実現した。また、ベルギーで国際共同研究に関する集中的なミーティングを実施することができ、Turku大学内科学講座とは帝京大学医学部衛生学公衆衛生学講座との間で研究に関する相互協定の締結に至った。
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今後の研究の推進方策 |
本研究では今後も、参加する各コホートで家庭血圧をはじめとする生体情報や、健康の社会的決定要因 (SDH)関連情報の測定と収集を行う。また、引き続き国際共同研究ネットワークの維持拡充に努め、研究成果を怠りなく国内外で発表する。
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