研究課題/領域番号 |
22H03422
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 香川県立保健医療大学 |
研究代表者 |
片山 陽子 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (30403778)
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研究分担者 |
比江島 欣愼 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (00313809)
長江 弘子 亀田医療大学, 看護学部, 教授 (10265770)
辻 よしみ 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (30353147)
酒井 昌子 聖隷クリストファー大学, 看護学部, 教授 (60236982)
岡田 麻里 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 准教授 (90534800)
佐々木 純子 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (50533361)
渡邊 朱美 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 助教 (50880217)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2023年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2022年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 目標志向型実践 / 生活者 / 対象理解 / ICT / 教育プログラム / 基礎教育 / 生活 |
研究開始時の研究の概要 |
看護基礎教育において、対象を生活者として理解し、生活基盤の思考をもち実践できる力を育む教育プログラムが必要である。生活基盤の実践には従来の問題解決型実践に加え、本人の意向をベクトルとした多職種連携と目標志向型思考での支援が不可欠で、臨床にて実装してきたが基礎教育での適用は未検証である。本研究は、看護基礎教育において理解すべき生活者の概念と生活理解への思考の特徴、教育ニーズを明らかにするとともに、生活者である対象への介入支援に必要な実践の展開思考の明確化と分析枠組みを検証する。その上で目標志向型実践の思考枠組みを用いた生活基盤の看護実践を学ぶICT活用の教育プログラムを開発するものである。
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研究実績の概要 |
本研究目的にかかる2022年度実施計画は、看護基礎教育において理解すべき生活者の概念と、生活者として理解するために必要な目標志向型実践の思考枠組みを明確化するために、①生活者の概念と、対象を生活者として理解するために必要な基礎教育における教育実施の実態に関する文献レビューの実施、②教員を対象とした対象理解のための教育アウトカムに関する実態を把握するための文献レビューの実施である。併せて、生活基盤の対象理解を実施し支援している介護支援専門員を対象に、支援する際の対象理解と意向把握に関する実態調査を実施することである。 上記、①と②について、共同研究者間で文献レビューを実施するとともに検討会議を開催し検討した。文献レビューは、医学系・教育学系・社会学系の文献検索データベースを用いて文献レビューを行った。検索結果は現在分析中であるが、医学系データベース、かつ看護系教育に係る文献を中心に生活者としての概念と対象理解に関する教育実施の先行研究が得られた。対象理解の教育については、看護系教育機関において領域別に演習・実習で実施している内容のデータが得られ、現在、文献レビュー結果の分析をすすめているとことである。 また、介護支援専門員を対象に、生活者を対象として認識し、支援をする際の対象理解の内容と目標志向、いわゆる本人の意向と希望を中心とした支援を行うための思考について明確化するため、WEb調査を実施した。結果、300名から回答が得られた。結果は現在分析中であり2023年度に公表予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
文献レビュー及び実態調査については、2022年度中に結果の分析を終了する予定であったが、調査実施時期が予定より遅延した
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今後の研究の推進方策 |
進捗状況はやや遅れているが、分析と並行して2023年度実施計画を進めることには支障はなく、2023年度実施計画は予定通りの進行で可能である。
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