研究課題/領域番号 |
22H03425
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
眞茅 みゆき 北里大学, 看護学部, 教授 (60415552)
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研究分担者 |
片平 伸子 国際医療福祉大学, 大学院, 教授 (10381675)
長尾 式子 北里大学, 看護学部, 教授 (40396700)
前田 留美 東京医科大学, 医学部, 准教授 (60341971)
岡田 明子 北里大学, 看護学部, 助教 (60874485)
高田 弥寿子 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 室長 (80775429)
落合 亮太 横浜市立大学, 医学部, 准教授 (90587370)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
10,010千円 (直接経費: 7,700千円、間接経費: 2,310千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 緩和ケア / 心不全 / 在宅看護 |
研究開始時の研究の概要 |
心不全の緩和ケアの推進は世界的な課題である。在宅における心不全患者への効果的な緩和ケアの実施には、自宅で生活する患者や家族の苦痛やニーズに応じるためのケア指針の構築が求められる。さらに在宅での心不全緩和ケアの普及には、訪問看護師に対する効果的な教育手法の開発が不可欠である。本研究課題では、心不全患者/家族に対するニーズ調査、遺族調査の結果に基づき、デルファイ法を用い在宅心不全緩和ケア指針を構築した上で、ケア指針に基づき、訪問看護師を対象としたVirtual Gaming Simulationを活用した遠隔教育プログラムを開発し、その教育効果を検証する。
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研究実績の概要 |
研究計画の初年度として、研究計画に従い、1) 文献レビュー、2) 心不全患者と家族の緩和ケアに対するニーズ調査に向けた準備、3) 心不全により家族を亡くした遺族への面接調査に向けた準備を実施した。文献レビューでは、在宅における緩和ケアの課題を明らかにすることを目的に先行研究の分析を行い、その結果、入院医療からの継続性、患者・家族のニーズアセスメントの重要性、身体的苦痛の緩和方法の確立の必要性、病態や予後の説明に関する課題などが抽出された。2)ニーズ調査に向けた準備として、Needs Assessment Tool: Progressive Disease-Heart Failure (NAT:PD-HF)日本語版を作成した。次年度は、NAT:PD-HFを用いたニーズ調査を実施する予定である。3)遺族調査にむけた準備として、国内外の家族や遺族を対象とした先行研究を分析した。その結果、遺族が抱える問題として、患者と家族間のコミュニケーションの難しさ、患者・家族と医療者間のコミュニケーションの難しさ、終末期の治療や療養場所を選択することの難しさ、医療者の態度や知識不足に対する懸念や不快感などが示された。この分析結果に基づき、遺族へのインタビューガイドを作成し、次年度は遺族へのインタビューを実施する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
初年度に計画していた、文献レビュー、NAT:PD-HF日本語版の作成、遺族調査に向けたインタビューガイドの作成は計画通り実施することができ、次年度にNAT:PD-HFを用いたニーズ調査ならびに遺族へのインタビュー調査を実施するための準備が実施できたため。
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今後の研究の推進方策 |
2年目は、ニーズ調査ならびにインタビュー調査を実施し、3年目に実施予定のデルファイ法による在宅心不全緩和ケア指針の構築に向けた準備を進める。具体的には研究分担者と協力し、ニーズ調査の結果ならびにインタビュー調査の結果を分析し、指針作成の基礎となる知見の蓄積を目指す。
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