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複式学級における外国語活動年間指導計画の検討ー学習の質に着目してー

研究課題

研究課題/領域番号 22H04072
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 1180:教科教育学および初等中等教育学関連
研究機関広島大学

研究代表者

榎原 朱梨  広島大学, 附属東雲小学校, 教諭

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
370千円 (直接経費: 370千円)
2022年度: 370千円 (直接経費: 370千円)
キーワード外国語活動 / 複式学級 / 年間指導計画
研究開始時の研究の概要


複式学級における外国語活動年間指導計画の在り方について知見を得ることを目的とする。本校複式学級では,2年分の学習内容を1年に圧縮し,2年に渡りスパイラルに学習を行う「繰り返し一本案」での授業実践を行っている。そこで,同単元における単式学級児童と複式学級児童のパフォーマンステスト結果の比較を行うことで,指導の効果を検討することが可能であると想定する。上記の検討を踏まえ,複式学級における外国語活動年間指導計画について再考する。

研究成果の概要

複式学級における外国語活動年間指導計画の在り方について知見を得ることを目的に行った。圧縮版複式学級外国語活動年間指導計画に沿った授業を受けた複式学級児童と,文部科学省作成の学習指導案に沿った授業を受けた単式学級児童を対象に,聞き取りとスピーキングのパフォーマンステスト実施し,結果を比較することで学習効果の検証を行った。研究の結果,複式学級外国語活動年間指導計画を用いた授業では,一単元あたりの授業時数は単式学級に比べ,少なくなるが,2年に渡り,繰り返し学習を行うことにより,単式学級児童と同程度の学習効果が期待できることが明らかになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

小学校英語教育において複式学級に関する研究は限られており,少人数学級であることや異学年がともに学習する環境であることなど複式学級ならではの特性を踏まえた年間指導計画の作成,指導の在り方など検討すべきことが多くある。その中,複式学級の特性を踏まえ開発した「複式学級外国語活動年間指導計画」に沿った授業による学習効果を検証した本研究は,今後の複式学級での英語教育において生かされる知見を得たという点で社会的意義があるものと考える。

報告書

(2件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-01-30  

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