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ゲームシミュレーションを用いた社会科学習の効果検証

研究課題

研究課題/領域番号 22H04108
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 1180:教科教育学および初等中等教育学関連
研究機関京都教育大学

研究代表者

秋山 雅文  京都教育大学, 附属桃山中学校, 副校長

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
310千円 (直接経費: 310千円)
2022年度: 310千円 (直接経費: 310千円)
キーワードゲームシミュレーション / 社会科学習 / 社会科教材 / パフォーマンス評価 / 社会科教育
研究開始時の研究の概要

本研究では,ゲームとシミュレーションを組み合わせた教材の開発とともに,実践と分析を通して学習効果を検証し,ひとつの学習法として確立させることをめざす。歴史的事象や地理的事象,現在の社会的事象のシミュレーションによる疑似体験をゲーム化して,学習意欲を引き出すことと学習内容の理解を深めようというものである。数多くの教材を作成,実践を重ねている。生徒の学習意欲に働きかける学習法と教材を広く提供し,最終的には,本研究の手法と効果を整理し,多数の実践事例と教材のマニュアルをまとめて書籍化,HP公開等による社会的に貢献できる公表を行いたいと考えている。

研究成果の概要

ゲームシミュレーション教材が生徒の学習意欲・探究の面での効果を検証するため、授業者と生徒の感想、その後の学びや学習効果への影響を分析・検討した。パフォーマンス評価を導入することによって直接的・質的評価をおこなうことができた。
地理分野3教材・歴史分野11教材・公民分野3教材について、ゲームシミュレーション教材に指導マニュアルとパフォーマンス評価を加えたものを作成した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

第2学年において9学級179名で「中国山地過疎村シミュレーター」を実践した結果をとして、テキストから分析したパフォーマンス評価項目である①過疎村を運営する難しさを実感できた②地域おこしの難しさを実感できた③地域おこしに必要な要素を分析できた④過疎村の在り方を考えることができたのそれぞれについて高い到達度が認められた。また、同じ評価項目における生徒の自己評価も、ほぼ同じ高い到達度が読み取れた。
その他の事例でも同様の到達度が確認できた。このことは、ゲームシミュレーションという手法が生徒の意欲・関心に働きかけ、高い学習効果につながることを証明していると考える。

報告書

(2件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-01-30  

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