研究課題/領域番号 |
22H04133
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研究種目 |
奨励研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
1190:特別支援教育関連
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研究機関 | 大和高田市立浮孔西小学校 |
研究代表者 |
安里 健志 大和高田市立浮孔西小学校, 公立小学校教諭
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
440千円 (直接経費: 440千円)
2022年度: 440千円 (直接経費: 440千円)
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キーワード | 障害理解教育 / 通級による指導 / 障害理解 / 通級指導の体験学習 / 認知機能トレーニング / 体験学習 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、通級指導教室の教員が小学校通常学級において「通級による指導」に関する体験学習と障害理解教育を実施することで、障害理解に対する児童の意識や教員の意識がどのように変容するかについて、その効果を検証する。
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研究成果の概要 |
本研究では、学校教育現場における障害理解教育の課題を整理したうえで、通級指導に関する体験学習を取り入れた障害理解教育を通級指導担当教員が実施し、小学校の通常の学級児童に及ぼす教育的効果について検証した。障害理解教育の課題の整理では、障害理解教育が教育課程に明確に位置付けられていない、単なる体験学習になってしまっているなどの課題が文献調査によって明らかにされた。また、体験学習を取り入れた障害理解教育では、通常の学級の児童が難しいと感じる活動を取り入れたことで、周囲児童の障害に対する考え方に変化が見られたことから、本実践が周囲児童の障害理解の推進に寄与できる可能性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本で初めての障害理解に関する専門書である「障害理解-心のバリアフリーの理論と実践-」 (徳田・水野,2005)刊行以後の、小中学校における障害理解教育に関する文献調査を行い、レビュー資料を完成させた。また、通級指導の体験学習を含む障害理解教育では、周囲児童の障害に対する考え方に変化が見られたことから、今後の障害理解教育を推進していく上で、通級指導がその役割の一部を担うことができる可能性を示すことができた。さらに、1時間の授業だけでは児童の障害理解の深めきれないこと、疑似体験では「工夫すればできる」という視点にたって授業設計をする必要があることなどの課題を明らかにすることができた。
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