研究課題/領域番号 |
22H04228
|
研究種目 |
奨励研究
|
配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
2160:土木工学、建築学、航空宇宙工学、船舶海洋工学、社会システム工学、安全工学、防災工学およびその関連分野
|
研究機関 | 長岡工業高等専門学校 |
研究代表者 |
土田 勝範 長岡工業高等専門学校, 教育研究技術支援センター, 技術専門職員
|
研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
470千円 (直接経費: 470千円)
2022年度: 470千円 (直接経費: 470千円)
|
キーワード | 二点間距離の測位 / 移動観測 / 観測データの後利用 |
研究開始時の研究の概要 |
RTK-GNSS測位の技術は、屋外移動機での運行アシストとして使われる機会が年々増えている。しかし、RTK-GNSS測位は測量としての学習に留まり、運行アシストのような即時利用や履歴の後利用の学習機会には恵まれていない。 RTK-GNSS体験教材機では測位データの即時利用に着目し、「二点間距離」による測位、「誘導」による即時利用、記録した受信位置の確認を「地図」上で行う後利用を体験ができる教材機の開発を行う。
|
研究成果の概要 |
RTK-GNSS体験教材機として、定点観測となる二点間距離の測位、移動観測となる誘導、後利用となるオンライン地図による位置確認できるようにした。二点間距離は移動局二台の同時刻の記録データから二点間の距離を算出する方法と移動局一台を持ち運び設置し記録データから算出する方法の二種類を用意した。誘導は方位磁針を用いて合わせる方式から地磁気センサーを用いて求める方式に変更した。後利用としてオンライン地図の利用では定点観測用と移動観測用に分けて行って表示した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
RTK-GNSS測位の技術は運行アシストとして使われる機会が年々増えているが、RTK-GNSS測位は測量としての定点観測が主であり、運行アシストに使われる移動観測や記録データの後利用等の学習機会に恵まれていない。RTK-GNSS体験教材は、定点観測となる二点間距離の測位、移動観測となる誘導、記録データからのオンライン地図による位置確認が体験できる学習教材である。この教材を用いることでRTK-GNSS測位技術への興味を促し、新たな利用方法を考える学習機会を提供することができる。
|