研究分担者 |
井上 純一郎 東京大学, 医科学研究所, 特任研究員 (70176428)
中村 卓郎 東京医科大学, 医学部, 特任教授 (00180373)
高田 昌彦 大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教授 (00236233)
清宮 啓之 公益財団法人がん研究会, がん化学療法センター 分子生物治療研究部, 部長 (50280623)
八尾 良司 公益財団法人がん研究会, がん研究所 細胞生物部, 部長 (80291095)
山崎 聡 東京大学, 医科学研究所, 教授 (50625580)
荒木 喜美 熊本大学, 生命資源研究・支援センター, 教授 (90211705)
阿部 学 新潟大学, 脳研究所, 准教授 (10334674)
山田 泰広 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (70313872)
伊川 正人 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (20304066)
高橋 智 筑波大学, 医学医療系, 教授 (50271896)
真下 知士 東京大学, 医科学研究所, 教授 (80397554)
小林 和人 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (90211903)
小林 憲太 生理学研究所, 行動・代謝分子解析センター, 准教授 (70315662)
井上 謙一 京都大学, ヒト行動進化研究センター, 助教 (90455395)
豊國 伸哉 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (90252460)
二口 充 山形大学, 医学部, 教授 (60275120)
神田 浩明 地方独立行政法人埼玉県立病院機構埼玉県立がんセンター(臨床腫瘍研究所), 病院 病理診断科, 科長(兼)診療部長 (90260067)
上野 正樹 香川大学, 医学部, 教授 (30322267)
宮崎 龍彦 岐阜大学, 医学部附属病院, 教授 (80239384)
高松 学 公益財団法人がん研究会, がん研究所 病理部, 研究員 (00750366)
宮川 剛 藤田医科大学, 医科学研究センター, 教授 (10301780)
高雄 啓三 富山大学, 学術研究部医学系, 教授 (80420397)
池田 和隆 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 精神薬理研究部, 部長 (60281656)
井手 聡一郎 公益財団法人東京都医学総合研究所, 精神行動医学研究分野, 副参事研究員 (30389118)
新田 淳美 富山大学, 学術研究部薬学・和漢系, 教授 (20275093)
尾藤 晴彦 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (00291964)
虫明 元 東北大学, 医学系研究科, 名誉教授 (80219849)
小山内 実 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (90286419)
旦 慎吾 公益財団法人がん研究会, がん化学療法センター 分子薬理部, 部長 (70332202)
馬島 哲夫 公益財団法人がん研究会, がん化学療法センター 分子生物治療研究部, 主任研究員 (30311228)
田代 悦 昭和薬科大学, 薬学部, 准教授 (00365446)
堂前 直 国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 副部門長 (00321787)
松本 健 国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 専任研究員 (60222311)
川田 学 公益財団法人微生物化学研究会, 微生物化学研究所, 部長 (20300808)
田原 栄俊 広島大学, 医系科学研究科(薬), 教授 (00271065)
掛谷 秀昭 京都大学, 薬学研究科, 教授 (00270596)
澤崎 達也 愛媛大学, プロテオサイエンスセンター, 教授 (50314969)
松浦 正明 帝京大学, 公私立大学の部局等, 客員教授 (40173794)
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配分額 *注記 |
2,445,300千円 (直接経費: 1,881,000千円、間接経費: 564,300千円)
2024年度: 407,550千円 (直接経費: 313,500千円、間接経費: 94,050千円)
2023年度: 407,550千円 (直接経費: 313,500千円、間接経費: 94,050千円)
2022年度: 407,550千円 (直接経費: 313,500千円、間接経費: 94,050千円)
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研究実績の概要 |
1, 総括支援活動:ホームページをリニューアルして情報発信し、キックオフシンポジウム、主要学会ブース出展・ランチョンセミナーなど、積極的広報活動を行った。若手支援技術講習会(8/30-9/1、名古屋、134名参加)を開催して若手の修練・交流を支援し、成果発表会(2/8-9、大津、108名参加)を開催して支援成果を把握・総括した。 2, モデル動物作成支援活動:年2回の課題公募を行い、109件の応募があった。プレコンサルテーションは64件行った。審査の結果、モデル動物作製支援77件、ウイルス作製支援18件の計95件が採択された。各支援拠点は、課題採択者と綿密な打ち合わせを行い、希望する遺伝子改変動物とウイルスベクターを作製し、提供した。 3, 病理形態解析支援活動:マウスやラットなど実験動物個体に認める病的所見やその治療効果を、H&E染色や免疫染色など主に光学顕微鏡を使用する解析技術を駆使して表現系を解釈する支援活動を実施した。33件の申請を受け、21件を採択した。解剖、標本作製、レーザーマイクロダイセクションなど多彩な解析を行い、論文の投稿・改訂も支援した。 4, 生理機能解析支援活動:行動学的解析29件、薬理学的解析23件、光技術による操作解析5件、多機能電極・計測データ解析12件、計69件の課題全てについてプレコンサルテーションを行い計画的支援を実施した。支援は、動物モデルにおける病態・生理学的基盤の解明推進などに寄与し、Mol Psychiat誌などに成果が発表された。 5, 分子プロファイリング支援活動:171件の申請に対し、化合物評価134件(のべ271点)、分子探索30件(のべ88点)の計164件(のべ359点)を採択した。このうち18件はアドホック支援であった。また、新規導入したマウス(2件)、ゼブラフィッシュ(17件)の化合物評価を実施し、動物モデル研究への起点となった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
1, 総括支援活動:コロナ禍を注視しつつ、対面回帰のトレンドを捉えて若手支援技術講習会および成果発表会の2大イベントを完全オンサイトとしたことで、若手研究者間、支援担当者および被支援者間の学術交流・情報交換を例年以上に活発化することが出来た。プラットフォーム第1期の実績・ノウハウを継承し、新体制を円滑に軌道に乗せることが出来た。 2, モデル動物作成支援活動:プラットフォーム第一期の実績とノウハウを継承、効率的に遺伝子改変マウス・ラットを作製し、被支援者に提供することができた。今年度から加わったウイルスベクター作製支援活動では、国内のニーズを把握し、新たな支援メニューとして円滑に軌道に乗せることが出来た。 3, 病理形態解析支援活動:初年度であったが、33件と十分な数の申請が集まり、21件の支援を実施することができた。外部委員2名を含む審査はウェブで実施しているが、円滑に業務を果たすことができている。班員の専門性に応じて支援の振り分けも問題なく実施できた。2月に開催された成果発表会においても、本支援による興味ある成果が複数披露された。 4, 生理機能解析支援活動:支援対象者のモデルマウスを対象にした行動解析支援を29課題、依存性薬物や治療薬の感受性に関連する行動解析および規制薬物作用ゲノム関連解析支援を23課題、光遺伝学に関する最新技術を活用した研究支援を5課題、多機能集積化電極による最先端の技術提供を行う多元的生理機能計測操作支援を12課題で実施した。 5, 分子プロファイリング支援活動:前期からの実績とノウハウを継承した細胞パネル等の化合物評価支援4系、標準阻害剤キット等の分子探索支援2系を継続したことが順調な支援実績に繋がった。また、今年度から新たに加わった分子探索支援3系、動物レベルの化合物評価系2系に関しても、支援担当者の綿密な準備により順調に支援実績を伸ばすことができた。
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今後の研究の推進方策 |
1, 総括支援活動:前年度の活動を継続する。各支援活動班長・連絡担当者と緊密な連絡を保ち、ワンストップ窓口の機能を強化することでサービスの向上を図る。若手支援技術講習会および成果発表会については、各実行委員長と連携し、学術的内容のみならず、過去の参加者アンケート結果、コロナ禍の推移なども分析しながら企画・運営に当たる。 2, モデル動物作成支援活動:先端的な遺伝子改変技術の導入および開発に加え、各支援拠点で独自に開発されたリソースを積極的に活用することにより、国内のモデル動物研究を支援する。また、被支援者のニーズ把握に努め、必要とされる遺伝子改変動物とウイルスベクターを効率的に提供する。作製された遺伝子改変動物は、公共リソースバンクに供出し、学術基盤としての研究リソース整備を推進する。 3, 病理形態解析支援活動:諸学会や若手支援技術講習会などを通じて、文部科学省科学研究費の受給者に本制度の周知を図ることにより、本支援活動を推進する。内容に関しては、AI技術を取り入れた定量化などの解析に関して、新たに技術提供できるようにしたいと考えている。 4, 生理機能解析支援活動:6つの拠点への支援申請が何れも安定して多数であることから、引き続きニーズに応えられるように拠点における技術力を維持・向上させ、プレコンサルテーションで有意義な計画を立案し、公正に支援課題を選考し、支援実施体制をハイレベルに保つ。また、支援該当部の論文分担執筆を積極的に進め、成果の公表にも貢献する。 5, 分子プロファイリング支援活動 前年度に引き続き、被支援者の要望に応じた解析条件のカスタマイズ対応・支援実施後のフォロー(フィードバックミーティングによる科学的助言・技術指導、高次支援の勧奨など)に努めるとともに、定例班会議とユーザーミーティングで課題を共有し、研究支援から発展した効果的な共同研究の提案・斡旋を進める。
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