研究課題/領域番号 |
22K00397
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02030:英文学および英語圏文学関連
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研究機関 | 松山大学 |
研究代表者 |
細川 美苗 松山大学, 経営学部, 教授 (60389195)
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研究分担者 |
笠原 順路 明星大学, 教育学部, 教授 (00194712)
アルヴィ なほ子 (宮本なほ子) 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (20313174)
岡 隼人 大阪歯科大学, 歯学部, 助教 (20803357)
木谷 厳 帝京大学, 教育学部, 教授 (30639571)
阿部 美春 立命館大学, 言語教育センター, 非常勤講師 (60449527)
鈴木 喜和 日本女子大学, 文学部, 准教授 (70350395)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | イギリス・ロマン主義文学 / ロマン派第2世代詩人 / イギリス・ロマン主義詩人 / イギリス・ロマン主義時代 |
研究開始時の研究の概要 |
2021年から2024年にかけてイギリス・ロマン派詩人の第二世代とされるJohn Keats(1795-1821)、Percy Bysshe Shelley(1792-1822)、George Gordon Byron(1788-1824)が次々と死後200年の節目を迎える。上記詩人たちはロマン派詩研究における六大詩人に含まれてることから、世界中で研究が進展すると見込まれる。本研究は日本シェリー研究センターと連携して国内外からロマン派第二世代詩人の専門家を招聘し、講演やシンポジウムを企画し、ロマン派第二世代詩人の死と神話形成に関する議論を集約し新たな視座を確立して、最終年度には成果を公表する。
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研究実績の概要 |
研究計画では、22年度はパーシー・ビッシュ・シェリー没後200周年を記念して、シェリー研究センターとの連携のもと、シェリー没後200年記念大会を開催する計画であり、そのとおりに実行した。 大会に先立ち、2022年9月9日(金)10時~および2022年11月27日(日)10時~にシェリー研究センター幹事とオンラインにて打ち合わせをした。 シェリー研究センター第31回大会、シェリー没後200年記念大会は2022年12月3日(土)に開催され、特別講演のタイトルは「Dim Mirrors of Ruin: The Myth, Memory, and Mourning of P. B. Shelley’s Death」であった。 また、「『ここに私を生かし、死なせたまえ』-シェリー夫妻とイタリア」と題したシンポージアムも同時に開催した。 各講演内容は後に論文として一般に公開する。 特別講演、シンポージアムの講演者、講演内容の詳細はシェリー研究センターHPにて公開している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2022年度は計画通り研究分担者との連携のもとにシェリー研究センター大会にイギリス・ダラム大学よりマーク・サンディ教授を招聘し、シェリー没後200周年記念大会特別講演を開催することができた。いまだコロナ感染症の影響下にあったため対面開催が危ぶまれたが、サンディ教授を日本に迎えることが叶い良い成果となった。一方で、シェリー研究センター会員の多くは高齢であることを考慮し、講演はオンラインでも同時配信し、双方向で議論ができるように環境を整え、無事ハイフレックス形式で開催することができた。サンディ教授が隔離された場合に備えて予算を前倒しておいたが、そのような事態に至らず平穏に研究計画を進めることができたことは幸いであった。
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今後の研究の推進方策 |
23年度は日本シェリー研究センターと連携して日本におけるパーシー・シェリー研究の第一人者であるアルヴィ・宮本なほ子教授にご講演頂くことの了承を得て準備を整えている。また、ロマン派第2世代詩人の死とその神話化に関わるシンポージアムを計画し実行する予定である。現在のところおおむね計画通りに研究を遂行できる予定である。
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