研究課題/領域番号 |
22K00448
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02040:ヨーロッパ文学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
ヨコタ村上 孝之 大阪大学, 大学院人文学研究科(言語文化学専攻), 准教授 (00200270)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ロシア文学 / ロシア音楽 / ユダヤ / ユダヤ学 / ユダヤ文学 / ディアスポラ / 多言語 |
研究開始時の研究の概要 |
ルビンシュテインの、日本ではほとんど見ることのできない文学的業績のテキストを閲覧・収集する。それを精細に分析し、理論的評価を試みるが、その際にはディアスポラ文学・ポストコロニアル文学研究などの最新の理論を応用する。そのような理論の適用のための、理論書の購入も進める。資料の閲覧・収集のためには年2度ほどのロシア等への調査旅行が必要になる。第二年度、第三年度には研究の成果を国内外の研究集会で発表したり、有力な内外の雑誌に発表したりして、研究成果の学界・社会への還元を図る。
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研究実績の概要 |
2023年度は前年度に引き続き、資料閲覧・収集、分析、論文執筆などの作業を継続した。しかしながら、ロシアとウクライナの戦争のために現在でもロシア出張が困難たなため、資料収集などに支障があり、研究は予定通りには進捗しなかった。代替にほかの目的地での調査活動を行い、2023年8月10日より9月15日には上海公立図書館、杭州公立図書館、2023年12月27日から2024年1月5日までは台北、台中文学館、高雄。2024年3月17日から24日には江山公立図書館、杭州非物質文化資料館にて資料閲覧・収集を行った。そして、そこで見ることのできた資料を検討し、分析を加える作業を継続している。このように調査・研究は継続しており、その成果も蓄積しつつある。2023年10月18日にはストラスブール大学で、10月26日にはゲッチンゲン大学にて、成果発表の報告を行った。2023年11月22日より28日にはオモローツ大学にて開かれた、ヨーロッパ・アジア研究学会に参加し、成果発表の報告を行った。また、2023年11月7-9日に釜山にて開かれた7th World Humanities Forumに出席し、成果発表の報告を行った。さらに2024年1月19日には成果報告のための学術・音楽イベントを大阪大学会館講堂にて開催した。最終年度に向けて、研究総括の報告書の作成も開始している
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
ロシアとウクライナの戦争のため、ロシアに出張して資料を収集する作業が不可能になっているため。
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今後の研究の推進方策 |
ロシア・ウクライナ戦争は泥濘化しており、本年度もロシアに出張できる見通しは立たないため、旧ソ連圏で、研究に必要な資料の閲覧・複写などのできる目的地を検討し、そこに出張し資料を渉猟する予定である。ラトビア、ジョージア、アゼルバイジャン、カザフスタンなどが候補地であるが、電子カタログなどで資料の所蔵を確認してから目的地を決定する。
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