研究課題/領域番号 |
22K00522
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02060:言語学関連
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研究機関 | 甲南女子大学 |
研究代表者 |
田中 幹大 甲南女子大学, 国際学部, 准教授 (10555072)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 心理言語学 / 言語産出 / 強制解釈表演 / 強制解釈 / 文産出 / 言語学 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、動詞と目的語に不整合がある強制解釈表現(例: 冷やし中華を始めた)がどのように産出されているのかを、心理言語学の手法(絵描写実験など)を使用し、検証する。さらに英語と日本語の言語間の比較を行うことで、強制解釈表現の産出の背後にある要因を明らかにし、言語を司る言語認知機構の解明に貢献する。
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研究実績の概要 |
本年度の研究実績は、まずコロナ禍で実施が難しくなっていた行動実験を計画し、確実に実施することができたことである。 さらに、カナダのモントリオールで行われた国際学会「Concept in Action 2023 於:コンコルディア大学、カナダ」で発表を行い、その結果を発表することで、様々な研究者からフィードバックを受け取り、研究を更に進めることができた。 また、本研究の内容を論文として出版する準備を進めている。その他には本研究課題に関連する内容を書籍「インタラクションと対話」と、オンラインで行う実験などが飛躍的に発展したため、その実験方法などを幅広く知らせるために書籍としてまとめた「パソコンがあればできる! ことばの実験研究の方法 2nd Edition」をそれぞれ5月に出版する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
コロナ禍での制限がなくなり、計画していた行動実験を実施しつつ、海外での発表を行うことができ、また研究に関連した論文を出版することもできたため。
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今後の研究の推進方策 |
今後は追実験を更に実施し、海外で行われる学会に参加して成果を発表する。その後論文としてまとめ、その成果を幅広く知らせる予定である。
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