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脳損傷者の言語処理に関する実証的研究:特異的な言語運用とその背景要因の検討

研究課題

研究課題/領域番号 22K00567
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02060:言語学関連
研究機関熊本保健科学大学

研究代表者

水本 豪  熊本保健科学大学, 保健科学部, 教授 (20531635)

研究分担者 塩見 将志  川崎医療福祉大学, リハビリテーション学部, 教授 (60711215)
畑添 涼  熊本保健科学大学, 保健科学部, 講師 (90829558)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード脳損傷 / 失語症 / 失書 / 単語属性 / 文字属性
研究開始時の研究の概要

脳卒中や脳外傷などの理由で脳が損傷することにより、健常者とは異なる特異的な言語の使用(言語運用)が行われることがある。本研究は、それら特異的な言語の使用の出現にどのような要因がかかわっているのかを明らかにするとともに、脳損傷からの回復過程のなかでどのように変化していくのかを調査する。この研究を通して、病院等で実施する言語聴覚障害の評価・訓練立案戦略に貢献することを目指す。

研究実績の概要

本研究課題は、脳損傷例が呈する特異的な言語運用について、その出現に関与する言語的・認知的要因を明らかにし、それらの因果関係や回復・予後について検討することを目的とする。2023年度はデータ収集を継続して行ったが、予後予測に至るデータ数には至っていない状況である。ただし、一部のケースについて単語属性・文字属性に基づく分析を行い、成果を公にすることができた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

当初想定した症例集積数に比べ収集データが少ない状況が続いている。その背景には研究協力者の退職が重なったことがある。

今後の研究の推進方策

研究協力施設との調整を行いながら、可能な限り症例集積を進めていく。また、限られた症例数でできる分析を進め、適宜成果を公にしていく予定である。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2023 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 症例報告 文字属性・単語属性に基づく書字障害の検討-送り仮名を伴う読みを提示した際に熟語を想起して正答した頭頂葉性純粋失書の一例2023

    • 著者名/発表者名
      入田 真由子、水本 豪、畑添 涼
    • 雑誌名

      言語聴覚研究

      巻: 20 号: 3 ページ: 148-155

    • DOI

      10.11477/mf.6001200433

    • ISSN
      1349-5828
    • 年月日
      2023-09-15
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 多言語話者の失語症の一例2023

    • 著者名/発表者名
      畑添 涼、武田 知里、増田 正彦、水本 豪
    • 学会等名
      第12回 日本言語聴覚士協会 九州地区学術集会 大分大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 相貌失認に対する訓練による固視の変化2023

    • 著者名/発表者名
      畑添 涼、田尻 裕理、水本 豪、佐藤 達矢
    • 学会等名
      第47回日本高次脳機能障害学会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] マルチリンガルの失語症を呈した一例の臨床経過の検討2022

    • 著者名/発表者名
      武田千里, 畑添涼, 水本豪, 増田正彦, 松本哲夫
    • 学会等名
      第23回日本言語聴覚学会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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