研究課題/領域番号 |
22K00697
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 神戸学院大学 |
研究代表者 |
簡 珮鈴 神戸学院大学, グローバル・コミュニケーション学部, 実習助手 (30774426)
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研究分担者 |
難波 康治 大阪大学, 国際教育交流センター, 准教授 (30198402)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | VR / 教材開発 / 中国語教育 / 異文化理解 / CLIL / SDGs / 遠隔授業 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、ポストコロナ時代に要求される質の保証・向上が実現できるシステマチックな遠隔授業を学習者に提供するために、その授業モデルを探求し構築するものである。具体的には、異文化理解授業を例として取り上げ、国境という物理的制限を越え、海外のパートナー大学と協力し合いつつ、仮想現実(VR)を活用するための授業設計を行い、次世代の新しい授業モデルの構築を目指す。本研究により、新しい時代の要請に応えた大学教育の「新たな在り方」に向けて、教育の質を保証・向上できる遠隔教育や異文化理解教育の一助としたく、諸事情で海外留学が困難な学習者への国際人を育てる教育の機会均等を促進する。
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研究実績の概要 |
昨年度に引き続き、既存のソーシャル型VRアプリケーションについての考察を投稿し、採用された。その上で、これまでのVRに関連する基礎研究の成果に基づき、360度VR中国語教材の開発を行った。開発した360度VR中国語教材は、ホリスティックなアプローチを通して地域の豊かな文化・歴史・伝統を学ぶことのできる教材であり、8課から構成されている。教材のテーマは、持続可能な開発目標(SDGs)の理解であり、その内容についての講義を併せて実施することにより、学習者に内容言語統合型学習(CLIL)の機会を提供することを目指している。この360度VR中国語教材の開発については、国際会議にて発表を行い、論文を投稿した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
計画通り進捗している。
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今後の研究の推進方策 |
教材の修正を行いつつ、教材実践のための諸準備を行う。また、その成果の一部を学会や雑誌投稿で報告するとともにオンラインにて成果物の一部を公開する。
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