• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

Eタンデムにおけるアドバイジング体制の構築

研究課題

研究課題/領域番号 22K00712
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02100:外国語教育関連
研究機関九州大学

研究代表者

脇坂 真彩子  九州大学, 留学生センター, 准教授 (90750662)

研究分担者 小林 浩明  北九州市立大学, 国際教育交流センター, 教授 (10326457)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードEタンデム / 言語学習アドバイジング / 学習者オートノミー / 学習者同士の学び合い / 学習ログ / 日本語 / ドイツ語 / 中国語 / タンデム学習 / 学習アドバイジング / 相互学習 / 日本語学習 / ドイツ語学習 / 英語学習 / ログブック
研究開始時の研究の概要

タンデム学習とは異なる言語を母語とする2人がパートナーとなり、互恵性と学習者オートノミーを原則として、互いの得意な言語・文化を学び合う学習形態のことである。タンデム学習には様々な効果があることが明らかにされているが、学習者の自律性に委ねられる部分が大きく、より効果的にタンデム学習を活用するためには学習者の内省が不可欠であると言われている。そこで、本研究では、ドイツ-日本、中国-日本、インド-日本でインターネットを介したEタンデムの実践に、学習者の内省を促すためのアドバイジングを取り入れる。3か国間で行なったEタンデムの実践の比較分析から、Eタンデムにおけるアドバイジング体制の構築を目指す。

研究実績の概要

Eタンデムとは、異なる言語を母語とする2人がパートナーとなり、互恵性と学習者オートノミーの原則のもとで、インターネットを介して互いの得意な言語・文化を学び合う学習のことである。これまでの研究で、Eタンデムには目標言語でのコミュニケーション能力や異文化コミュニケーション能力の向上、学習者オートノミーの促進、言語学習動機の維持・向上などの様々な効果があることが明らかになっている。一方、Eタンデムは学習者2人で進める学習であるため、それぞれの学習者の自律性に委ねられる部分が大きく、より効果的にタンデム学習を活用するためには学習者自身が学習に対する内省を十分行えるかが鍵となる(Schwienhorst, 2011)。
そこで、本研究では、ドイツ-日本、中国-日本、インド-日本の3か国間におけるEタンデムの実践に、学習者の内省を促すアドバイジングを取り入れ、1)アドバイジング・セッションの会話分析、2)学習活動期間中に参加者が書いたLogbookの内容分析、3)学習活動終了後の研究参加者からのフィードバックをもとに、タンデム学習におけるアドバイジングの効果を検証する。

2023年度は本研究の2年目にあたる。4月-9月は、2022年度後期から引き続き、ドイツ-日本間、中国-日本間、インド-日本間の3つのEタンデム・プロジェクトの実践とデータ収集を行い、それぞれのプロジェクトの状況を考慮しながら本調査に向けて準備を進めた。当初の計画では、2023年10月から本調査を予定していたが、研究代表者の産休・育休の取得により延期することになった。育休から復帰し次第、Eタンデム・プロジェクトを再開し、本調査のデータ収集を行う予定である。最終的には、それぞれのEタンデム・プロジェクトで明らかになったアドバイジングの意義・課題を比較分析することにより、Eタンデムにおけるアドバイジング体制の構築を目指す予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

2023年10月から産休・育休を取得したことにより、2023年度秋学期に計画していたEタンデム・プロジェクトを延期することになったため。

今後の研究の推進方策

育休から復帰し次第、Eタンデムの実践及びデータ収集を再開する予定である。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (11件)

すべて 2022 その他

すべて 国際共同研究 (7件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件) 備考 (2件)

  • [国際共同研究] ハノーファー大学(ドイツ)

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [国際共同研究] 広州大学(中国)

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [国際共同研究] 仁川大学校(韓国)

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [国際共同研究] 文藻外国語大学(その他の国・地域)

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [国際共同研究] ハノーファー大学(ドイツ)

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [国際共同研究] 広州大学(中国)

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [国際共同研究] ドゥーン大学(インド)

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] How can a logbook app in eTandem promote Learner reflection2022

    • 著者名/発表者名
      Masako Wakisaka
    • 学会等名
      JALT 2022
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] タンデム学習による外国語の実践的コミュニケーション活動の魅力とサポート体制2022

    • 著者名/発表者名
      脇坂 真彩子
    • 学会等名
      神戸大学国際文化学研究推進インスティテュート(Promis)主催セミナー
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [備考] タンデム学習のガイドライン

    • URL

      https://isc.kyushu-u.ac.jp/center/tandem/index.html

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書 2022 実施状況報告書
  • [備考] Logbook for Tandem

    • URL

      https://tandem-log.jugaa.jp

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書 2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi