研究課題/領域番号 |
22K00782
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 中村学園大学 |
研究代表者 |
津田 晶子 中村学園大学, 栄養科学部, 准教授 (30462089)
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研究分担者 |
仁後 亮介 中村学園大学短期大学部, 食物栄養学科, 講師 (20565767)
松隈 美紀 中村学園大学, 栄養科学部, 教授 (40259669)
大和 孝子 中村学園大学, 栄養科学部, 教授 (70271434)
早瀬 沙織 中村学園大学, 教育学部, 講師 (00881153)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | CLIL / 食育 / 小中高大連携 / フードダイバーシティー / 多文化共生 / 教材開発 / ハラル / ニーズ分析 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、持続可能な食育やフードダイバシティーを大学生の食育に取り入れている海 外の先進事例に学びつつ、国内の小中高大の食育のニーズ分析からCLILプログラム・教材開発、セミナーの実施までの一貫した食育英語のプログラムの基盤を確立する。英語教員(研究代表者)と各分野の専門教員(調理学、栄養学、教員養成、小学校英語)が連携して、多文化共生時代の生涯教育としての食育のCLILについて研究を進め、教育実践し、国内外に成果を発信する。
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研究実績の概要 |
(1)令和4年度は、国内外における食育およびCLILの先進事例研究として、文献研究、ワークショップ、学会、研究会参加をした。 (2)「福岡県に小学校におけるグローバル化の視点から見た食育における研究」として、小学校の栄養教諭、中学校の家庭科教員を対象に、半構造化面接をし、地域の食育における多文化間教育と英語教育のニーズについて、聞き取りを調査をした。その結果、小中学校の食育現場の困りごととして、「児童が日本語も英語も話せない」「食事内容の説明が難しい」「保護者も日本語を話せない」等が挙げられた。また、食育を担当する栄養教諭や家庭科教員に必要な英語力として、「日常会話ができるレベル」「リスニング能力」「食に関する語彙」が特に必要であることがわかった。また、食の多様性について授業で取り上げた例として、菜食主義、ハラルミール、バリアフリーがあった。 小学校、中学校における食育英語に関しては、①英語で食育の授業は実施されていない(→単語レベルでは有)②外国人児童の対応が喫緊の課題③ICTを用いた食育が進んでいるが、現場の教員は、ICT活用よりも、児童・生徒が理解しやすいものを望んでいることが明らかになった。令和5年度はそのインタビューデータを分析し、学会発表と論文執筆をする予定である。 (3)小学校英語の検定教科書に見る食育の分析をした。 (2)と(3)については、調査内容を精査して、大学英語教育学会の東アジア英語研究会で成果発表する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究者間での打ち合わせを定期的に行っており、英語教員と専門教員の協業が十分にできている。また、インタビュー調査が予定どおり、完了しいる。
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今後の研究の推進方策 |
令和四年度の文献研究をもとに、シンガポールでフィールドワークを実施し、多文化社会におけるハラル、ビーガンへの対応について聞き取り調査をし、それを元に、食育のためのCLIL教材を開発する。
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