研究課題/領域番号 |
22K00796
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 札幌保健医療大学 |
研究代表者 |
末光 厚夫 札幌保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (20422199)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 超音波画像 / 舌 / 輪郭抽出 / 第二言語 / 発音 / 学習 / 超音波 / ポータブルエコー |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,USB接続タイプのポータブルエコーを用いて,コンピュータの指示によって舌のトレーニングを容易に行うことのできる第二言語発音学習システムを開発し,そのシステムをアメリカ英語の発音学習に適用することで有効性を検証する.そのために, ①超音波画像から舌の輪郭等を自動抽出する機能の実装 ②目標音のための学習者固有の舌位置を予測するモデルの構築 ③第二言語発音学習システムの構築とアメリカ英語の発音学習への適用 の3つの項目について取り組む.
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研究実績の概要 |
超音波画像に捉えられた舌や舌骨を定量的に解析すること、および語学学習者へ視覚的にガイドすることを目的として、超音波画像から舌や舌骨の位置(座標)を自動で取得する手法を機械学習をベースとして確立する。そのために、必要となる超音波画像を複数の日本語母語話者より計測した。ポータブルエコーを顎下に当て、安静時および発話時の舌の形状が撮影された画像となる。続いて、機械学習に使用する教師データを作成するために、取得した超音波画像に対して、抽出目標となる舌骨および舌の輪郭にマーカーの付与を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
超音波画像の計測準備が少し遅れたこと、新型コロナウイルス感染症の影響によりスムーズに被験者を集めることができなかったことが当初の予定よりやや遅れている原因である。
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今後の研究の推進方策 |
1年目に予定していた「超音波画像から舌の輪郭と舌骨を自動抽出する機能の実装」に取り組みながら、並行して2年目の計画「目標音のための学習者固有の舌位置を予測するモデルの構築」を実施する。そのために、必要に応じて研究補助のバイトを雇用し、研究計画の無駄やボトルネックを見直し、効率化を図って進めていく予定である。
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