研究課題/領域番号 |
22K00827
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 関東学院大学 |
研究代表者 |
山田 留里子 関東学院大学, 人間共生学部, 教授 (60305795)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | SDGs / LMS / PBL / 可視化 / 中国語 / チーム力 / 課題解決力 / コミュニケーション力 / 中国語教育 / SGs / ICT |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、主として、既に開発した大学生を対象としたオリジナル中国語教材『SDGsを題材にした課題解決型中国語』に即した、PBL型中国語授業の開発を行う。 本年度においては、事前・事後学習時間の増加やネットワーク社会に必要なICTスキルの向上等も含めたLMSの可視化活用による本教材の教育効果を、より精密なデータによって検証しながら、SDGs達成に向けたESDの実践例の収集・分析を行う。
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研究実績の概要 |
本研究においては、SDGsの達成に向け、既に開発している大学生を対象としたオリジナル教材『SDGsを題材にした課題解決型中国語』を活用し、PBL型授業の開発と副教材の開発を行うものである。これらの研究目標達成のため、2022年度及び2023年度においては、計画通りに、大学生を対象とした専門科目において、LMS(本研究においてはmanabaを活用)の可視化を活用したPBL型教授法の実践を中心に行い、これら実践授業における教育効果の検証を実施し、全国学会にて積極的に発表を行った。また、SDGs達成に向けたESD(持続可能な開発のための教育)の実践例の収集・分析に関しては主として本学付属の高等学校及びJICAにおいて行い、本授業に即したSDGsの内容を解きながら、中国語読解量を高める中国語学習副教材(『中国語読解練習帳』関学サービス)及び『中国語読解・作文に役立つ簡単文法と練習ノート』、更に2023年度には、『探求的に学ぶ中国語』の開発を行い、学生に提供することができた。教材に関しては今後も継続して開発つしていく予定である。また、開発した教材を使用して、以下のPBL型実践授業を行った。2022年度においては、6月15日:学院内高大連携SDGS探究「ESD_DAY@関東学院大学」テーマ:「中国のSDGS背景知識を学び、作ろう!SDGS啓発 グッズ!」、7月13日:横浜市立東高校との連携企画 SDGS探究企画 「ESD_DAY@関東学院大学」テーマ:「中国のSDGS背景知識を学び、作ろう!SDGS啓発 グッズ!」2023年度においては、6月14日:関東学院高校(三春台)高大連携プログラムテーマ「すぐに使える中国語と中国文化を学びながら再生コットンを使ってマイバッグを作ろう」、11月14日、12月19日、1月30日:横浜市立みなと総合高等学校高大連携プログラムテーマ「サスティナブルな[X]を生む幸せプロジェクト 」、12月11日:三浦学苑高校高大連携プログラムテーマ「異文化コミュニケーションとSDGs」である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
理由 本研究の計画通りに2023年度は、LMSの可視化を活用したPBL型授業における実践授業を大学の授業のみならず、高校生への模擬授業などでも積極的に実施することができた。また2022年度及び2023年度における実践教育の教育効果の検証もできたので全国学会での発表もできた。 最終的に出版予定のSDGs達成に向けたESD(持続可能な開発のための教育)中国語学習教材の基盤は完成しているといえる。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度は、2022年度と2023年度の実践教育おける経年比較を現在検証中であるので、これらの教育効果については、全国学会にて発表する予定である。 また、SDGs達成に向けたESD(持続可能な開発のための教育)の実践例の収集は、2023年度にほぼ完成しているので、2024年度は、最終的に出版予定のSDGs達成に向けたESD(持続可能な開発のための教育)中国語学習教材の完成出版を予定している。
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