研究課題/領域番号 |
22K01702
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
内田 康郎 兵庫県立大学, 社会科学研究科, 教授 (90303205)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 業際化 / 知財 / IPRポリシー / 国際標準 / 競争戦略 / 国際ビジネス / イノベーション |
研究開始時の研究の概要 |
本研究が明らかにしようと考えているのは、「知財の国際化と業際化の同期化」が「知財の無償化」にどのように結びつくかを明らかにすることにある。これまでにも述べてきた通り、IoT 関連の技術開発においては特にこの傾向が強く見られるため、国際的かつ業際的な知財管理団体としての機能を持つ民間のコンソーシアムが組織されるケースが多く見られている。本研究では、IoT 関連に限定すること無く、調査対象コンソーシアムの範囲を拡大した上で主導的な立場をとるライセンサー企業を対象に、深く調査することとなる。
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研究実績の概要 |
本研究テーマからは、昨年度、学会報告1回、学術論文1編、戦略ケース1編、インタビュー記事1件が公開された。学会報告では多国籍企業学会全国大会の統一論題「米中新冷戦と多国籍企業」に対し、本研究課題からの報告を求められ、「技術開発コンソーシアムの動向にみる多国籍企業の競争行動:標準必須特許に対するFRAND解釈の報告生からの考察」(内田康郎)を報告した。学術論文では、兵庫県立大学商大論集に「業際領域における標準必須特許と多国籍企業の競争行動」(内田康郎)が掲載された。戦略ケースでは、本研究課題の知見を活かしながら「アイリスオーヤマにみる持続的成長の本質」(内田康郎、富山大学教授馬駿氏との共著)を作成した。インタビュー記事に関しては、インターネット用ビジネス情報サイト、エモーショナルリンク社のWebサイトに本研究課題の内容に関連する情報を提供している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
これまで予定通り進められている。今年度は単著および海外研究者向けの学術論文を発表する方向で進めていく。
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今後の研究の推進方策 |
上記の通り、今年度は単著および海外研究者向けの学術論文を発表する方向で進めていく。
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