研究課題/領域番号 |
22K01961
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 桜美林大学 |
研究代表者 |
久松 信夫 桜美林大学, 健康福祉学群, 教授 (30389845)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 地域包括支援センター / ソーシャルワーカー / 認知症高齢者 / アウトリーチ / 支援に否定的なクライエント / 信頼関係 / リスク / 動機づけ / ソーシャルワーク |
研究開始時の研究の概要 |
在宅認知症高齢者へのソーシャルワーカーのアウトリーチ実践の効果評価を行う。そのために、海外先行研究文献のレビュー、日本の高齢者福祉分野の実践研究をレビューする。また、地域包括支援センターの社会福祉士を中心に、アウトリーチの実践を調査し、現状と課題を踏まえたうえで、認知症高齢者の早期発見・早期支援のどのように貢献するのかを調査してまとめる。
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研究実績の概要 |
地域包括支援センターのソーシャルワーカー(社会福祉士)に、認知症高齢者や自ら支援を求めない高齢者へのアウトリーチ実践についてインタビュー調査を実施している。特に、アウトリーチがリスク概念やリスクマネジメント、リスクアセスメント、リスクコミュニケーションなどの諸概念や手法と近似していることから、これらの概念の現状と課題についてインタビュー調査を実施した。地域包括支援センターのソーシャルワーカーは、認知症高齢者や自ら支援を求めない高齢者の何らかの生活上のリスクを予測しており、その回避や軽減に向けて介入を行っている。ソーシャルワーカーは個別支援のみではなく、家族支援、集団支援、地域支援などの各レベルでアウトリーチを実施し、それぞれのレベルにおいて地域住民や関係職種、関係者ともに連携しながらアウトリーチしている現状を捉えることができた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
地域包括支援センターのソーシャルワーカー(社会福祉士)にインタビュー調査を実施している。スノーボールサンプリングにて調査先を確保しているが、調査先が確保できないこともある。そのため、さまざまな地域の地域包括支援センターに打診して調査開始先を拡大させている。また、インタビュー内容を書き起こし、逐語録をデータ源として分析も同時に実施しており、さまざまな視点からの分析可能性が存在している。同時に、分析や研究全般を補強する文献検索も実施しており、研究遂行を行っている。
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今後の研究の推進方策 |
調査先である地域包括支援センターの確保を促進していく。そのため、地域包括支援センター関係者に打診するなど、一定のサンプル数を確保していきたい。また、アウトリーチやソーシャルワーク、関連分野の文献検索を継続的に行い、新たな研究知見の提言に役立たせたい。さらに、高齢者ソーシャルワークやアウトリーチに詳しい社会福祉学研究者からも助言やアドバイスを受ける機会を設け、議論を通して多角的に研究知見が得られるように努める。
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