研究課題/領域番号 |
22K01972
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所) |
研究代表者 |
多賀 努 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (40415500)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 若年性認知症 / 自己効力感 / 福祉的就労 / 障害福祉サービス / 研修プログラム |
研究開始時の研究の概要 |
障害福祉サービス事業者が若年性認知症に福祉的就労の場を提供する始めの一歩を促す方法を“自己効力感”の観点から解き明かし、“自己効力感”を高める方法を開発することが目的である。 初年度は、若年性認知症に福祉的就労を提供している障害福祉サービス事業者に調査し、“自己効力感”の促進要因・阻害要因を分析する。 2-3年度は、若年性認知症に福祉的就労の場を提供可能という意思表明を行った障害福祉サービス事業者を対象に、“自己効力感”の促進要因・阻害要因の検証を行い、“自己効力感”を高める研修プログラムの骨格を設計する。 4-5年度は、研修プログラムの開発・検証・改善と運営マニュアルの作成を行う。
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研究実績の概要 |
若年性認知症支援コーディネーターが若年性認知症の福祉的就労を依頼した就労継続支援B型事業を、機縁法によって選定し、若年性認知症を受け入れる過程についてパイロット調査を実施した。その結果、若年性認知症の利用を受けている事業所に共通して、新しい障害特性に対する支援に挑戦的に取り組む姿勢が見られ、その背景に、困っている人がいれば支援するというパーソン・センタードな考えがあった。また、サービス等利用計画を作成する基幹型相談支援事業所等にもパイロット調査を実施したところ、行政・社会福祉協議会のなかで、介護保険部門と障害福祉部門が相互に連携しあって支援を講じる体制があり、若年性認知症が障害福祉サービスを利用しやすい環境が構築されていた。 今年度は、パイロット調査の結果を掘り下げるため、「若年性認知症の利用を受け入れることが可能と判断した理由はなにか?」「若年性認知症の利用を受け入れることにどのような不安があるか?」「どのようなところで支援につまずく可能性があるか?」「どのような支援が不安・障害の解消に役立ちそうか?」等、就労継続A型事業所・B型事業所に対して半構造化インタビュー調査を実施することとし、そのための調査項目を作成する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症の影響で、障害福祉サービス事業所へのパイロット調査が遅れた。
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今後の研究の推進方策 |
若年性認知症を受け入れている就労継続A型事業所・B型事業所を選定し、半構造化インタビュー調査を実施するにあたって、パイロット調査の結果をふまえて調査項目を作成する。
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