研究課題/領域番号 |
22K01982
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 大阪公立大学 |
研究代表者 |
杉田 菜穂 大阪公立大学, 大学院経済学研究科, 教授 (90570325)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 福武直 / 婦人関係の諸問題に関する懇談会 / 婦人問題企画推進会議 / 人口・家族政策論 / 性別に基づくアンコンシャス・バイアス / 性と生殖に関する健康/権利 / 性差に基づくアンコンシャス・バイアス |
研究開始時の研究の概要 |
日本の人口・家族政策論に関する政策文書を主な分析対象として、1990年代に至るまでの日本の人口・家族政策の政策論議におけるアンコンシャス・バイアス(性差に基づく)の存在を明らかにし、それを福祉国家の国際比較において“家族主義的”と特徴づけられる日本型福祉国家の特性(歴史性)をめぐる議論、アンコンシャス・バイアスの克服のための多角的な議論に組み込むことで、人口・家族政策をめぐる先行研究の蓄積に深みを与える。
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研究実績の概要 |
日本における人口・家族政策の政策論議のなかで、社会が求める女性像がどのように作り上げられていったかについて検討した。具体的には、主要な役割を果たした人物に焦点を当てながら日本の人口・家族政策の政策について男性中心で審議されてきたことや女性も含めて社会全体において固定的な性別役割分担意識やアンコンシャス・バイアスが存在していたことを指摘するべく、大学図書館、公共図書館で文献資料の収集を行い、その成果について研究発表と論文執筆に取り組んだ。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
文献資料の収集だけでなく、その成果をかたちにすることができた。
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今後の研究の推進方策 |
当初の計画通りに進捗できるよう、時間の確保に努める。
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