研究課題/領域番号 |
22K02011
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 北海学園大学 |
研究代表者 |
菅原 浩信 北海学園大学, 経営学部, 教授 (70382471)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | ふれあいサロン / 参加者 / 満足度 / 継続的な運営 |
研究開始時の研究の概要 |
ふれあいサロンの運営責任者に対するインタビュー調査(事例調査)およびふれあいサロンの参加者を対象とする質問票調査(サーベイ型調査)により,ふれあいサロンの参加者における満足度を規定する要因について整理する。そして,以上の分析結果等に基づき,ふれあいサロンの参加者における満足度を向上させるために必要な方策を具体的に提示する。
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研究実績の概要 |
・2022年度は,これまで実施してきている事例調査の分析結果を補足するため,少なくとも2年以上継続して運営されている北海道内のふれあいサロン(5ヶ所程度)の運営責任者に対するインタビュー調査を実施する予定であった。しかし,コロナ禍の影響等から,運営を休止しているふれあいサロンや,運営を再開していても部外者の訪問を認めないふれあいサロンがほとんどを占めたことから,やむを得ずインタビュー調査の実施を見送ることとした。 ・一方で,北海道内の中間支援組織から,ふれあいサロンの運営団体に対して質問票調査への協力依頼をしていただくことが可能となり(2022年5月),その後北海道内の9つのふれあいサロンの運営団体から質問票調査実施への協力(参加者への質問票(および返信用封筒)の配布)が得られる(2022年12月)こととなったため,2024年度に予定していたパイロット調査を繰り上げ,パイロット調査として実施することとした。 ・そこで,まずは,これまで実施してきている事例調査の分析結果に基づき,参加者における満足度を規定する要因の抽出(仮説の構築)を行った(2022年6月~11月)。次に,その仮説を検証するために実施するパイロット調査に用いる質問票の設計,印刷を行った(2022年12月~2023年2月)。そして,パイロット調査への協力が得られたふれあいサロンの運営団体の運営責任者に対し,それぞれのふれあいサロンにおける平均的な参加者数に応じた質問票(および返信用封筒)を発送し,参加者へ配布してもらうこととした(2023年3月)。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
・当初予定していたふれあいサロンの運営責任者に対するインタビュー調査が実施できなくなったものの,その代わりに,北海道内の9つのふれあいサロンの運営団体から質問票調査実施への協力を得て,それぞれのふれあいサロンの参加者に対する質問票調査(パイロット調査)を実施することができている。 ・このパイロット調査の結果をもとに,仮説の再構築,質問票の再設計を行い,再度,質問票調査(サーベイ型調査)を実施することは,スケジュール的に十分可能である。
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今後の研究の推進方策 |
・まずは,パイロット調査の集計,分析を行い(~2023年12月),仮説の再構築,質問票の再設計を行う(~2024年3月)。その他,可能であれば,ふれあいサロンの運営責任者に対するインタビュー調査を実施し,その結果を仮説の再構築および質問票の再設計に反映させる。 ・パイロット調査の規模を大幅に拡大した質問票調査(サーベイ型調査)を実施する(~2025年3月)。
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