研究課題/領域番号 |
22K02039
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 新潟青陵大学 |
研究代表者 |
小柳 達也 新潟青陵大学, 福祉心理子ども学部, 准教授 (50751781)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 社会福祉法人 / 地域における公益的な取組 / 社会福祉法人職員 / 地域高齢住民 / 協働モデル / 職員 / 高齢住民 |
研究開始時の研究の概要 |
地域共生社会の実現へ向けた地域資源の継続的な有効活用、福祉職の業務負担増加の抑制、高齢住民の社会貢献活動実行のための環境整備への寄与を目指し、本研究では社会福祉法人の「地域における公益的な取組」のひとつである「集いの場提供」を通じた職員と高齢住民の協働に関する概念・理論生成とモデル開発を目的とする。まず、先進事例からその特徴と傾向を抽出する。次に、社会福祉法人職員と高齢住民の協働について両者の認識をもとに概念・理論を生成する。そして、当事者等からの意見収集を経て協働モデルを開発する。
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研究実績の概要 |
2023年度は、研究課題である「『地域における公益的な取組』を通じた社会福祉法人職員と地域高齢住民の協働モデルの開発」に関する研究発表を行うことはできなかったが、日本社会福祉学会第71回秋季大会に参加し、研究領域の近い研究者達と有益な議論を行うことができた。この交流を通じて、他の研究者から得た洞察やフィードバックが研究の進展に寄与した。また、文献・資料等の収集を着実に進めており、研究課題において要となる理論的な考察ができつつある。 特に、学識経験者を含む社会福祉法人関係者とも「地域における公益的な取組」に関する情報交換を頻繁に行なっており、最新の議論ができている。これにより、研究の現場における実践的な知見を深めることができた。さらに、調査対象者に対する調査の準備も進め、具体的な調査実施の段階に至っている。これらの準備活動は、実地調査の質を高め、より信頼性の高いデータ収集に寄与するものである。 この一年間の活動を通じて、研究課題の基礎となるデータ収集の方法論を確立し、今後の研究展開に向けた確かな基盤を築くことができた。今後は、調査を行いデータを収集し、そのデータを基に分析を進め、具体的な成果として論文発表を目指す。また、地域社会に対するフィードバックを行い、研究の実践的な応用を図ることで、より一層の社会的貢献を目指していく。このようにして、研究成果を社会に還元し、地域社会の発展に寄与することまでを想定している。 以上が2023年度の研究実績の概要である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究初年度に報告者(研究代表者<単独>)の所属が変わったことや新型コロナウイルス感染症の影響によるところが大きい。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、調査を行いデータを収集し、そのデータを基に分析を進め、具体的な成果として論文発表を目指す。
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