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外国人介護職者の技能およびwell-beingと社会的行動障害の回復との関連

研究課題

研究課題/領域番号 22K02059
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分08020:社会福祉学関連
研究機関東京大学

研究代表者

亀山 純子  東京大学, 医科学研究所, 特任研究員 (40930433)

研究分担者 橋爪 祐美  筑波大学, 医学医療系, 准教授 (40303284)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2023年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2024年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード外国人介護人材 / ウェル・ビーイング / ワーク・エンゲイジメント / 実践的教育支援 / 外国人介護職者 / 高次脳機能障害 / 実践的教育研修
研究開始時の研究の概要

わが国の介護に携わる人材の不足は、深刻である。2025年に向けた介護人材にかかる需給推計から、37.7万人の不足(厚生労働省HP2015)が確定値として報告された。一方で、医療・福祉領域における外国人労働者の数は、この4年間で2.5倍に伸展している。今後ますます拡充が予測される外国人介護職者であるが、展開される専門教育とその効果に関しては、これまで調査研究がされてこなかった。
本研究では、外国人介護職者に向けた専門教育とその効果を検証することを目指している。

研究実績の概要

本研究は,外国人介護職者における,高次脳機能障害を有する症例に焦点をあてた教育アプローチと「ウェル・ビーイング(幸福感)」,及び「ワーク・エンゲイジメント(仕事への情熱)」の関連を検証することを目的とした。学術的問いにおいて重要な課題は,介護人材の育成は最重要とされながら,ますます拡充が進む 外国人介護職者の受ける専門教育と効果について,全く明らかになっていない点と考える。

無記名自記式質問紙を用いた量的研究として,これまで,社会福祉法人にて就労する外国人介護職者11人(補助事業廃止承認申請前の実数であり、目標設定数は40人)を対象に比較試験を行った。研究参加者の5人を介入群,残り6人を対照群に割付けし,幸福感の測定は,高次脳機能障害を主題とする教育研修(演習を含む全5回)の前後に合わせて,主観的幸福感尺度〔SWBS-12 項目「伊藤ほか 2003」〕ワーク・エンゲイジメント尺度〔UWES-9項目「島津ほか,2008」〕」(※ 2件の尺度は、いずれも公表され、研究への使用を許可している)を用いた質問紙への回答を参加者全員に依頼して行った。質問紙の収集と分析の際の,第1回と第2回時における回答者の符号確認は,質問票上の記号により照合することで匿名性を維持した。

教育研修第1回に使用する資料については、さいたま市障碍者更生相談センターの制作公表するもの(2022年11月23日使用許可取得)である。既存のテキストと比較しても十分に分かりやすく、教材として信頼できると判断した。また、第2回に使用する資料については、国立障害者支援センターの公表する標準的リハビリテーションプログラム(使用許可有り)を基に、既存の資料を組み合わせてプログラムを開発した独自性のあるもとした。なお、参加者の中の対照群の方へは、2回目の質問紙への回答終了後に研修に用いた全ての資料を配布した。

報告書

(2件)
  • 2023 実績報告書
  • 2022 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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