研究課題/領域番号 |
22K02080
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 佛教大学 |
研究代表者 |
中西 英一 佛教大学, 保健医療技術学部, 准教授 (40388707)
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研究分担者 |
橋本 健志 神戸大学, 保健学研究科, 教授 (60294229)
高木 健志 佛教大学, 社会福祉学部, 教授 (40413512)
玉地 雅浩 藍野大学, 中央研究施設, 研究員 (70388700)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 精神障害者に対するスティグマ / 共創 / 市民 / スティグマ低減プログラム / セルフスティグマ / 協同創造 / 対話 / スティグマ / 精神障害 |
研究開始時の研究の概要 |
2020年に神戸の精神科病院で医療従事者による患者への虐待が報道された。そしてその後の厚生労働省の調査では、精神科病院で虐待疑いが5年間で72件報告されている。このような虐待を生み出す背景には、医療社会福祉関連職種の精神障害者に対する根強い偏見(スティグマ)とそれに伴う差別がある。そのため効果的なプログラムが求められている。本研究の目的は、医療保健福祉学系学生の精神障害者に対するスティグマおよび精神障害者の自らに対するスティグマを消失させる「協同創造を用いたスティグマ消失プログラム」を開発し、効果を検討し、その有用性を明らかにすることである。
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研究実績の概要 |
2023年度は2022年度にInternational Journal of Environmental Research and Pubulic Healthに掲載された論文「EFFECTIVENESS OF STIGMA REDUCTION PROGRAM THROUGH CO-PRODUCTION WITH DIALOGUE IN HEALTH SCIENCE STUDENTS AND PERSONS WITH MENTAL ILLNESS」で取得したデータを介入した後のアンケートを再度集計することで研究成果を見直したものを、9月28日にWPA World Congress of Psychiatry(ウイーン)でポスター発表「EFFECTIVENESS OF STIGMA REDUCTION PROGRAM THROUGH CO-PRODUCTION WITH DIALOGUE IN HEALTH SCIENCE STUDENTS AND PERSONS WITH MENTAL ILLNESS」、第57回日本作業療法学会(沖縄)で口述発表「対話-共同創造プログラムの作業療法学科学生と精神障害者に対するスティグマ低減効果」を行った。 また2023年3月25日には一般市民への対話を伴う共創によるスティグマ低減プログラムの介入研究を研究分担者玉地と共に大阪府茨木市の茨木市福祉会館(オークホール)で一般市民24名、精神障害者当事者20名に実施した。大きな問題なく介入を行うことができた。この介入研究は介入後6ヶ月後まで精神障害者のスティグマ低下を追うものであり、2024年度も引き続きデータを取得していく。こららのデータは随時統計処理を行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナが5類になったが、研究参加予定の一般市民や学生、専門職、また精神障害者当事者の新型コロナ感染リスクはなかなか排除できず研究実施が遅れていた。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度3月に一般市民への介入を行い、6月には一般市民への別の介入を行う予定である。 また今年度後期には専門職などへの介入研究を実施する予定である。またデータを分析して学会発表などにつなげたい。
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