研究課題
基盤研究(C)
本研究の作業によって、次のような結果と意義を得られることが予想される。現在、諸外国では教育以外の政策決定過程において社会ネットワーク分析を用いた研究成果が報告されている。これに対し、教育政策決定過程における社会ネットワーク分析を用いた分析は管見の限り国外においても見られない。本研究の帰結として、教育政策決定過程に関わるアクターを社会ネットワーク分析によって分析することで、わが国における中央教育政策に対する中央政府・省庁間関係の紐帯を俯瞰的に見通すことが可能になるだけでなく、ひいては国内外の政策決定過程のあり方を比較する研究手法として提示することが可能となると予想される。