本研究は、保育実践について協同的に省察する場に研究者が継続的に参加して、具体的な保育場面での子どもの姿を基に省察する機会をつくり、省察を促進する「ALACTモデル」(Korthagen et al,2001)と保育プロセスの意識化を促進する「SOAP」(河邉,2019)の視点を取り入れた支援を実施する。そして、このような支援によって、保育者の保育についての語りや記録がどのように変化するのか、その変化にどのような具体的な支援が関係しているのかを解明する。この研究成果をもとに、子どもの姿に基づく保育プロセスの言語化促進に効果的な支援プログラムも開発する。
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