研究課題/領域番号 |
22K02480
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 共立女子短期大学 |
研究代表者 |
一前 春子 共立女子短期大学, その他部局等, 教授 (10399222)
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研究分担者 |
秋田 喜代美 学習院大学, 文学部, 教授 (00242107)
天野 美和子 東海大学, 児童教育学部, 特任講師 (60817352)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 保幼小連携 / コーディネーター / 自治体 / 架け橋期 / 幼保小連携接続 / 幼児教育から小学校教育への移行 / 幼児教育アドバイザー / 園長 / 校長 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は保幼小連携接続のステークホルダーである幼児教育アドバイザーや管理職(小学校長・園長)がもつ保幼小連携接続に対する認識を検討することを目的とする。本研究では、(1) 保幼小連携接続に対して異なる視点をもつと考えられる小学校長と園長に対して、幼児教育アドバイザーはどのような視点に着目した専門的な知識の提供を行っているのか、(2) 管理職は幼児教育アドバイザーから得たどのような情報を利用して連携パートナーとの関係を構築しているのか、(3)管理職は互いのもつ連携接続に対する期待の違いをどのように解消しているのかを明らかにする。
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研究実績の概要 |
(研究の具体的内容) 2自治体の保幼小連携の関係者を対象としたインタビュー調査を実施した。目的は、保幼小連携接続の関係者(自治体連携担当者、連携アドバイザー、保育者)が架け橋期のコーディネーターの役割として重視している内容を明らかにすることであった。架け橋期プログラムへの取り組みにあたっての関係者の認識をみると、取り組みを発信する力、担い手としての自覚を促す力、意味や枠組みを見出す力といった要素がコーディネーターに必要とされていることが明らかとなった。 (研究の意義) すでに幼児教育アドバイザーが保幼小連携接続への指導・助言を行っているが、より連携接続に特化し、多数の関係者をコーディネートする役割が今後必要となることが想定される。コーディネーターに求められる役割や資質を明らかにしていくことで、架け橋期における課題の解決に役立てていくことが可能になると考えられる。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
自治体の保幼小連携の関係者へのインタビューを実施し、コーディネーターに期待する役割を明らかにすることができた。
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今後の研究の推進方策 |
自治体の保幼小連携の関係者を対象としたインタビューの結果をふまえ、保幼小連携接続のステークホルダーとして重要な小学校校長と園長の連携接続へのニーズを明らかにする。
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