研究課題/領域番号 |
22K02482
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 福井工業高等専門学校 |
研究代表者 |
青木 宏樹 福井工業高等専門学校, 一般科目(自然系), 准教授 (90622564)
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研究分担者 |
出村 慎一 金沢大学, 人間社会研究域, 客員研究員 (20155485)
長澤 吉則 京都薬科大学, 薬学部, 准教授 (40299780)
浮田 咲子 関東学院大学, 教育学部, 教授 (90461764)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 規定テンポ / 性差 / 動的バランス能力 / ステップ / バランス能力 / 重心動揺 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,簡便で安全な児童の動的バランス能力を評価するテスト(規定テンポステップテスト)を開発することを目的とする。そのために,研究期間内に課題1(適切なステップ時間及び規定テンポの検討),課題2(規定テンポステップ中の重心動揺の検討),課題3(規定テンポステップテストの信頼性の検討),課題4(規定テンポステップテストの実証的妥当性の検討),及び課題5(児童における規定テンポステップテストの評価基準の検討)を検討する。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、児童の動的バランス能力を評価するための新規テスト(規定テンポステップテスト)の開発を目的としている。2023年度は、規定テンポステップテストの性差を検討した。対象者は小学生男子児童25名及び女子児童25名であった。彼らは、ステップ中の重心動揺を測定できる測定器(動的静的バランス測定システム:竹井機器工業社製)の上で、40bpm、60bpm、90bpm、及び120bpmのテンポに合わせてその場ステップを40秒間行った。各テンポにおいて複数回練習した後、ステップ中の重心動揺を1回測定した。評価変数は、単位時間軌跡長、実効値面積、X方向とY方向の平均位置、X方向とY方向の標準偏差とした。評価変数の性差を検討するために、対応のないt検定を行った。対応のないt検定の結果、60bpmの単位時間軌跡長、120bpmの単位時間軌跡長、実効値面積、Y方向の標準偏差において男児が女児よりも有意に大きい値であった。児童の規定テンポステップテストは速いテンポの一部の変数で性差が認められることが明らかにされた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2022年度は、検討課題の一つである児童の規定テンポステップテストの試行間信頼性を検討することができた。引き続き2023年度は、児童の規定テンポステップテストの性差を検討することができ、期間内に検討する4課題の内、2つを達成できたため。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度は、まず、ステップテンポと重心動揺との関係を検討する。つまり、いかなるテンポの場合、重心動揺が大きく変動するかを明らかにする。その結果を踏まえて、児童の規定テンポステップテストの内的一貫性を検討する。テンポの異なる規定テンポステップテスト間の関係を検討する。また、体力レベルの高い青年の規定テンポステップテストを順次進めていく予定である。
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