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3Dメディアを活用したSTEAM教育の研究 -美術と自然との関わりから-

研究課題

研究課題/領域番号 22K02513
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
研究機関福島大学

研究代表者

渡邊 晃一  福島大学, 人間発達文化学類, 教授 (50272092)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2022年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードSTEAM教育 / アート(美術) / レオナルド・ダ・ヴィンチ / 生命形態 / 美術解剖学 / 地形図 / 3Dプリンター / アート&サイエンス / STEAM / アート / 映像メディア
研究開始時の研究の概要

本研究は,STEAM教育の理論と実践を、これまでの芸術(美術、造形芸術)を起点としたレオナルド・ダ・ヴィンチ研究を主軸に,最先端の映像メディアを用いて,3D空間の認知に関わる仮想(サイバー) 空間と身体的(フィジカル)空間の両方を行き来させるような教材資料を作成し,STEAM教育の理論と実践研究の融合を実現していくものである。STEAM 教育は,我が国が目指すべき新たな未来社会の姿として提唱された「Society5.0」においても重要性が提示されており,今後の大学においては芸術と科学のみならず,多教科を横断する専門分野への還元や人材を育成する上での重要な指針を示すものとなる。

研究実績の概要

STEAM教育の理論と実践をアート(美術)を基盤に研究を進めた。本研究ではこれまでの芸術・哲学・科学の関わりの研究を起点に,最先端の3Dプリンターで教材資料を作成し,3D空間認識に関わるSTEAM教育を通した理論と実践研究の融合を実現していくものである。令和4年度は研究の立ち上げとしてまずSTEAM教育の先行研究等に関する情報収集を行い,アメリカと日本の先行事例の資料を比較検証した。また実践研究としてこれまでの芸術・哲学・科学の関わりの先行研究を起点に,レオナルドの遠近法や解剖学研究と重ねて,空間認知や地形図などの自然科学研究と関連する美術教材資料を、最先端の3Dプリンターで作成した。具体的な研究発表は以下のものがある。
【学会発表】2022/07/16 第28回美術解剖学会口頭発表「レオナルド・ダ・ヴィンチと三木成夫」、2023/03/26 第45回美術科教育学会兵庫大会「ARTを主軸としたSTEAMの実践 3Dプリンターによる地形図」渡邊晃一、廣川豪(福島大学 附属中学校)、主催:美術科教育学会、共催:神戸大学創立120周年事業
【研究作品展示】2022/12/24 「福島大学 STEAM 研究発表」場所:コラッセふくしま 3F 企画展示室、主催:福島大学重点研究分野(foR-F プロジェクト)「福島型 STEAM 教育の開拓」、後援:第35回理論懇シンポジウム(理論天文学宇宙物理学懇談会)、福島市市民講座。2023/02/15ー02/21 会場:郡山女子大学建学記念講堂展示ロビー(郡山市)、主催:福島県、事業受託:認定NPO法人ドリームサポート福島
【実践研究】「アート&サイエンス STEAMから人体を学ぶ」2022/12/20、福島県立福島西高校、2023/1/28、やのめ学童クラブ、、2023/2/12福島県立橘高等学校

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

大学および中学校、高等学校等での実践研究は計画通り進展している。STEAM教育の理論と実践をアート(美術)を基盤にした研究に関する情報収集や3Dプリンターを用いた資料作成も順調に進んでいる。

今後の研究の推進方策

これまでの実践研究や収集した資料をもとに,レオナルドの遠近法や解剖学研究と重ねて,人体や動植物の生命形態,日本の地形図などの自然科学研究と関連させた論文の作成を行う。令和5年度は特に日本のSTEAM教育を加えた多領域の質的研究の特徴と美術との相関関係の追跡調査も行い,STEAM教育における美術の立ち位置や「芸術と自然科学」を結ぶ文化的な視点の横断的研究のデーターベース化を試みる。
実践研究としては,JAMSTEC(国立研究開発法人 海洋研究開発機構)や国土地理院との研究協力機関から得たデータから3Dプリンターの資料を作成。アートとサイエンス、教科を横断して学ぶSTEAM教育の実践をあらためて展開する。

報告書

(1件)
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2023 2022

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] Art&Science2022

    • 著者名/発表者名
      渡邊晃一
    • 雑誌名

      『JAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構) 50 周年事業 記念誌』

      巻: 1 ページ: 4-4

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 「ARTを主軸としたSTEAMの実践 ;3Dプリンターによる地形図」2023

    • 著者名/発表者名
      渡邊晃一(福島大学)、廣川豪(福島大学附属中学校)
    • 学会等名
      第45回美術科教育学会 兵庫大会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 「レオナルド・ダ・ヴィンチと三木成夫」2022

    • 著者名/発表者名
      渡邊晃一
    • 学会等名
      第28回美術解剖学会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2023-12-25  

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