| 研究課題/領域番号 |
22K02518
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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| 研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
松元 新一郎 静岡大学, 教育学部, 教授 (40447660)
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| 研究分担者 |
熊倉 啓之 静岡大学, 教育学部, 教授 (00377706)
青山 和裕 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (10400657)
村越 真 静岡大学, 教育学部, 教授 (30210032)
川上 貴 宇都宮大学, 共同教育学部, 准教授 (90709552)
峰野 宏祐 静岡大学, 教育学部, 講師 (00978968)
塩澤 友樹 椙山女学園大学, 教育学部, 准教授 (50813812)
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| 研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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| キーワード | 数学教育 / リスク社会 / 初等中等教育 / 授業実践 / 教科書分析 / 意識調査 / 実態調査 / 授業 |
| 研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、小学校・中学校・高等学校における算数・数学を対象として、リスク社会に対応した数学教育のあり方を明らかにすることである。そのために、研究代表者の前科研プロジェクトの成果を踏まえ、研究の方法として、「①リスクを算数・数学の授業で指導・学習することに関わる意識調査、リスクに対する理解を捉えるための実態調査」「②数学教育でリスクを扱う際のリスクの分類」「③リスクを算数・数学の授業で扱う枠組みの開発」「④小中高の算数・数学教科書の分析」「⑤リスクを扱った教材開発と授業実践の分析」を行う。本研究の成果は、リスクを理解し、リスクに対応できるコンピテンシーを備えた市民・人材の育成に繋がる。
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| 研究実績の概要 |
令和6(2024)年度は、科研全体会を2回開催して、研究発表・協議・情報交換を行うとともに、次の5つの視点で研究を進めた。 (1)先行研究を基にして定めた数学教育においてリスクを扱う観点に基づいて、小中高の児童・生徒を対象とした「リスクの理解を捉える実態調査」「リスクを算数・数学の授業で指導・学習することに関わる意識調査」を作成し、令和6(2024)年4~5月に予備調査、令和6(2024)年9~10月に本調査を実施した。 (2)国内の中学校・高等学校の数学教科書の記述において、リスクを意識した教材やリスクとして扱うことが可能な教材について分析した。(3)「リスクを算数・数学で考察する力」の下位項目を「リスクを算数・数学の授業で扱う枠組み」として、指導案検討及び実践を行った。(4)日本科学教育学会・第48回年会年会において,課題研究「リスク社会に対応した数学教育のあり方に関する研究(2)」を企画して以下の発表を行った。1)松元新一郎:数学教育におけるリスク研究についての国際的な動向 2)中越進・峰野宏祐:中学校数学科教科書におけるリスクの記述の分析 3)菊野慎太郎:リスク社会に対応した数学教育における教材開発と授業実践 -中学第3 学年「そのメール開きますか」の分析- 4)藤原大樹:中学校数学科におけるリスク対応を意図した授業の教材開発の視点 5)冨田真永:数学教育におけるリスク社会に対応した教材を用いた授業実践-高等学校第1学年「情報拡散の脅威」の授業を通して- (5)日本数学教育学会第57回秋期研究大会において,以下の発表を行った。 1)松元新一郎:リスクに関わる数学教育の国際的な動向-アメリカのCCSSと準拠した教科書の分析- 2)峰野宏祐・高山新悟・中越進:小学校算数科教科書におけるリスクの記述の分析-リスクに関わる3つの視点に焦点を当てて-
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
2: おおむね順調に進展している
理由
令和6(2024)年度の当初の計画は、主に「意識調査及び実態調査の実施」「教科書分析(中学校・高等学校)」「教材開発・実践」であった。 「意識調査及び実態調査の実施」は、質問紙(意識調査)と問題(実態調査)の開発を基に予備調査を実施して質問紙と問題を一部見直した上で、本調査を実施することができた。令和7(2024)年度に分析結果の一部を令和7(2025)年9月の日本科学教育学会・年会において発表するとともに、論文にまとめる予定である。 「教科書分析」は、7つの観点を基にした小学校・中学校の算数・数学教科書の分析・考察を行い、教科書におけるリスクの扱いの実態の一端を明らかにし,また教材開発への示唆を得た。さらに、高等学校の数学教科書の分析・考察を行い、令和7(2025)年9月の日本科学教育学会・年会において発表予定である。 「教材開発・実践」は7本の授業研究会を実施した。このうち、3本の研究授業については、令和7(2025)年9月の日本科学教育学会・年会において発表予定である。
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| 今後の研究の推進方策 |
1.「リスクを算数・数学の授業で扱う枠組みの開発」については、海外の文献についても分析・考察を加えて精緻化を図る。 2.「意識調査・実態調査」については、本調査の分析・考察を加えて知見を得たものを授業実践に活かす。 3.「教科書分析」については、高校の数学教科書分析を行うとともに、小中高を通した算数・数学教科書の現状と課題を明らかにする。 4.「リスクを扱った教材開発と授業実践の分析」については、研究授業の企画・実施・評価を通して授業事例を蓄積し、リスク社会に対応した数学教育のあり方への示唆を得る。 5.令和7(2025)年度の成果(実態調査・意識調査、教科書分析、授業研究など)を学会で発表する。また、4年間の研究の成果を踏まえ、次回の学習指導要領改訂(令和10 年前後)に向けて、リスク社会に対応した数学教育のあり方に関わる提言を行うとともに、最終報告書の刊行(冊子媒体、研究室webサイトアップ)を行う。
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