研究開始時の研究の概要 |
高度情報化社会・メディア時代と言われる現代において,児童・生徒たちのほとんどはスマートフォンを所持し多くの時間を費やしている。また,1ヶ月に1冊も本を読まない,所謂「不読者」も増える傾向にあり,読み書き能力の低下が懸念される。そのような状況の中で,児童・生徒の言語力・読解力を伸ばすことは,国語の授業における喫緊の課題である。そこで,児童が読み方を習得し読みを深めるべく,物語分析の方法(ナラティヴ・メソッド)を開発した。本研究では,それを小・中学校の教員とともに,実際の授業で用いながら,さらに有効性・汎用性を担保すべく研究を進め,国語の授業に提案することを目指している。
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