研究課題/領域番号 |
22K02587
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 広島女学院大学 |
研究代表者 |
森保 尚美 広島女学院大学, 人間生活学部, 教授 (70748889)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 舞踊 / リズム / 複合的 / 質の認識 / 音楽活動 / 舞踊の模倣 / 文化理解 / 授業デザイン |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、「サンバ」「チャチャチャ」等、リズム名称のルーツにある舞踊の一部を模倣することによって、曲の背景にある文化と音楽的特徴を感覚的・複合的に感じ取る音楽科の授業デザインを開発することを目的としている。 舞踊の一部を模倣する音楽活動を取り入れた授業については、出前授業または依頼授業によって小学校、幼稚園、または異年齢集団を対象として実践し、その様相を把握する。 実践の結果から、授業のプロセスや、授業に取り入れた音楽活動について考察を行う。 最終年度は、舞踊の動きの一部を模倣しながら音楽を聴くことが、文化的背景と音楽的特徴を感覚的・複合的に感じとることにつながったかどうかという視点で考察する。
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研究実績の概要 |
本研究は、舞踊の一部を模倣することによって、曲の背景にある文化と音楽的特徴を感覚的・複合的に知覚・感受する音楽科の授業デザインを開発することを目的としている。舞踊の一部を模倣する音楽活動を取り入れた授業については、出前授業または依頼授業によって小学校、幼稚園、または異年齢集団を対象として実践し、その様相を把握する計画である。 本研究の問いである、①「舞踊の動きの一部を模倣しながら音楽を聴くことが、文化的背景と音楽的特徴を感覚的・複合的に知覚・感受することにつながるかどうか。」②「特徴的なリズムと動きを内在する曲のうち、文化や音楽的特徴を感覚的・複合的に知覚・感受する教材としてふさわしいのはどのような曲か」のうち、本年度は②に着手した。特に、アフリカ音楽の音源及び文献を中心に収集し、舞踊家や専門分野の研究者と打ち合わせを開始した。必要な備品を購入し、模倣モデルとなる動画を収集し、動きの分析手法について先行研究者から示唆を得た。舞踊とリズムについては、音楽活動における遊びの意義や教材性に触れる必要性が生じたため、遊びの諸理論を概観して学会発表を行った。また、複合的に知覚・感受する音楽活動のためには、鑑賞や音楽づくりなどの分野を横断する題材計画を構成する必要性も示唆された。このように、今年度行った研究(実演や模倣、舞踊家のインタビューを含む教材研究)は、今後舞踊家の模倣をどのように授業に取り入れていくかを判断するうえで重要である。以上のように、初年次の計画は予定通り順調に進んだ。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本年度は特に、アフリカ音楽の音源及び文献を中心に収集し、舞踊家や専門分野の研究者と打ち合わせを開始した。モバイルPCを購入し、模倣モデルとなる動画を録画した。動きの分析手法についても先行研究者から示唆を得た。
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今後の研究の推進方策 |
アフリカ舞踊や舞踊家の著書や音源を収集し、インタビューと動画撮影を行った。今後は、小学校で取り入れられる音楽活動について考え、模倣をどのように授業に取り入れていくかを判断し、授業計画を作成する。 収集した音源や録画をもとにした模倣を取り入れた授業実施に向けて研究を推進する。
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