研究課題/領域番号 |
22K02633
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 奈良教育大学 |
研究代表者 |
中井 隆司 奈良教育大学, 教職開発講座, 教授 (90237199)
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研究分担者 |
前田 康二 奈良教育大学, 教職開発講座, 教授 (60737419)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 教師の職能成長 / 授業省察 / 若手教員 / 学習者の学習従事 / 年間での変容 / 若手現職教員の省察内容 / 若手現職教員の実践力 / 若手現職教員の職能成長 / 年間を通じての変容 / 若手現職教員 / 授業に対する教師の省察内容 / 教師の授業実践力 / 授業検討会 |
研究開始時の研究の概要 |
近年,授業省察,協働省察,アクションリサーチ,授業カンファレンス等を採り入れた現職教員研修会,授業研究,教員養成プログラムが数多く開発・実践されている.これらの研究・実践では,教師の職能成長と授業に対する教師の省察内容の関係性が主に問われているが,一方で,授業に対する教師の省察内容の変容が教師の授業実践力向上に寄与したかどうかは問われていない. そこで本研究では,若手現職教員を対象に,授業に対する教師の省察内容と教師の授業実践力及び職能成長のそれぞれの年間を通した変容過程及びその関係性を,年4回開催する授業検討会(研究授業,事後検討会)を通して実証的に明らかにすることを主要な目的とする.
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研究実績の概要 |
本研究課題2年目である2023年度は研究代表者・分担者及び協力者が協力して,以下の研究課題を遂行した. 1.授業検討会による教師の実践力及び省察内容の変容 前年度に研究協力の承諾を得た奈良県下の小学校5校・11名(内1名は途中で中断)の研究協力教員を対象に学年始め,1学期末,2学期末,3学期末の計4回にわたり授業検討会(研究授業,事後検討会)を実施し,授業中の学習者の学習従事,教師の効力感及び教師の省察内容についてのデータを収集し,現在,分析中である(研究成果については,次年度,国際学会で発表予定).併せて,次年度の研究協力校・教員(協力継続教員及び新規協力教員)についても確保できた. 2.現職教員の成長を支援する仕組みに関する研究 海外では,Lesson Studyについてアメリカの研究拠点であるMills Collegeを訪問調査するとともに,その拠点校であるJohn Muir Elementary SchoolでのLesson Studyに参加し,Lesson Studyの進め方や学校として教員の成長を支援する仕組みについて訪問調査をおこなった(研究成果については現在,投稿準備中).国内では,大阪教育大学及び岡山大学の「教員研修の高度化に資するモデル事業」成果発表シンポジウムに参加し,その取組内容と「研修の成果」をどのような指標で測定するのかについて有益な情報を得た.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
昨年度に予定していた研究課題も含めて本年度はほぼ予定通り遂行できた.次年度も本研究課題を継続して遂行できる目処ができているため.
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今後の研究の推進方策 |
本研究課題の今後の推進方策は,今年度収集したデータに基づき次年度に国際学会で研究発表することと,次年度新たに収集したデータを加えて経年的に比較検討し,その結果を国際学会で発表するとともに学術論文として発表することである.
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