| 研究課題/領域番号 |
22K02647
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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| 研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
野口 徹 山形大学, 地域教育文化学部, 教授 (80627365)
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| 研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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| キーワード | 探究的思考力 / 幼小接続 / 研修プログラム |
| 研究開始時の研究の概要 |
本研究は,日本の学校教育の喫緊の課題である幼児教育と小学校教育の接続・連携について,①幼児・児童の「探究的思考力」に焦点化した資質・能力の連続的な育成,②幼児教育・小学校教育の相互の教員の意識を涵養する研修内容の再構築,の2点を目的とする。研究協力園・協力校での検証を基に理論化し,『資質・能力の連続的な育成を可能とする幼児教育・小学校の接続・連携研修プログラム』のモデルを構築する。研究成果を教員養成,教師教育の場面で普及することで,資質・能力を連続して育成するカリキュラム構築を目指す。
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| 研究実績の概要 |
本研究の目的は以下の2点である。 ①幼児・児童の「探究的思考力」に焦点化した資質・能力の連続的な育成 ②「ドキュメンテーション」による「探究的思考力」を可視化し,評価する研修プログラムの構築 ①については,認知能力と非認知能力を連続して育成することを目的に,幼児・児童自身がこれらを相互に結び付けて思考する「探究的思考力」として設定・焦点化して取り組むことを目指している。②は,幼児・児童の資質・能力を評価する観点や方法について,相互の教員の意識を涵養することを目的とした研修内容を構築し,最適化することを目指す。子どもの「探究的思考力」を適切に評価することを目的とした研修プログラムとして,「ドキュメンテーション」をそのプログラムの中心的な位置に導入し,子どもの「探究的思考力」を可視化し,評価することを追究するものである。本研究では以下の2点から目的に迫る。1点目は,本研究の研究協力を依頼する幼児教育施設・小学校との連携において,ドキュメンテーションを導入した幼児・児童の資質・能力の評価活動を行い、幼児・児童の資質・能力の連続性に関わる教員の意識の調査である。2点目は,幼児教育・小学校教育の教員が,ドキュメンテーションを介する研修プログラムにおいて教員の意識変容の調査である。今年度は、本研究に伴う活動として、研究協力園・校において、ドキュメンテーションによる幼児・児童への指導およびその評 価活動を年間を通して実施した。主な手続きとしては以下のものとなる。 1 研究協力園・校の指導者へのドキュメンテーションによる幼児・児童への学習活動内容のフィードバックの意義・価値の説明。それを実行するための手順の提示2 研究協力園・校の指導者の指導状況の観察。それに対する研究支援(年度内3回実施)3 年度末における研究活動の分析・評価。4 次年度の研究活動の計画作成。これが今年度の研究活動の実績である。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
3: やや遅れている
理由
本研究は、当初3年間で実施する予定であったが、研究開始期にコロナ禍が重なったため、研究協力園・学校における事例の視察および研究の視点に沿った実践を行うことが全くできなかった。2年目から、これらの園・学校とは継続的に交渉を重ねて条件を整備してきた。3年目に本格的な活動を実施し、それに伴うデータを収集・分析を行っているところである。そのため、1年間研究活動を延長することで、最終的な研究活動に取り組むこととした。本年度は、研究協力園・学校との継続的な研究活動により、当初の研究目標を達成することを目指している。
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| 今後の研究の推進方策 |
本年度も3年目の活動を継続しながら研究協力園・校との連携を行い、研究活動を実施する予定である。本年度も各園・学校の実践の視察および情報の収集・分析を行うとともに、関係者へのインタビュー等を実施してそれらの分析を行う。これらをまとめて研究の成果を達成する予定である。
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