研究課題/領域番号 |
22K02651
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 上越教育大学 |
研究代表者 |
山田 智之 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (00758584)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 基礎的・汎用的能力 / 生きる力 / キャリア教育の捉え方 / キャリア教育 / 捉え方 / 各教科 / カリキュラム・マネジメント |
研究開始時の研究の概要 |
小学校と比較すると中・高等学校の「各教科におけるキャリア教育」の実施率は非常に低い状況にある(国立教育政策研究所, 2013)。本研究では,まず,①学習指導要領に示された「基礎的・汎用的能力」や「生きる力」を中心概念とした教員のキャリア教育の捉え方を測定する尺度開発を行う。次に,②各教科におけるキャリア教育の取り組みとキャリア教育の捉え方との関係について教科特性や学校段階を鑑みながら明らかにする。そして,得られた結果をもとにキャリア教育を中核としたカリキュラム・マネジメント,効果的な実践や教材の開発を行い,全国の学校等へ発信・提供することを目指す。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は,教員のキャリア教育の捉え方と「各教科におけるキャリア教育」の実施状況との関係を教科特性や学校段階等の視点から明らかにすることによって,キャリア教育を中核としたカリキュラム・マネジメントや効果的な取り組みを検討し,全国の学校現場へ発信・提供することにある。 この目的を達成するために、1年目は、学習指導要領に示された「基礎的・汎用的能力」や「生きる力」を中心概念とした教員のキャリア教育の捉え方を測定する小学校・中学校・高等学校の教員共通の尺度開発を試みた。小学校・中学校・高等学校の教員を対象に実施した予備調査と追加調査によって集められた150名のDATAを分析した結果,教員のキャリア教育の捉え方が「自立に関わる因子」「自己に関わる因子」といった2因子が基本となっていることが見いだされた。また,これらを重視する度合いは学校段階によって若干の差が見られた。また,本調査を進める過程で「何のために生きるのか」といった価値観に関わる測定尺度の必要性があることが明らかになり,2年目は,この点を含めた測定尺度を開発に努めるとともに,各教科におけるキャリア教育の実施状況や教科特性との関係性を明らかにできるよう,質問紙を工夫・改善し本調査へとつなげる予定である。 1年目の成果については,日本キャリア教育学会令和4年度中部地区部会冬季研究会のシンポジウム:進学指導とキャリア教育において話題提供を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
1年目に行った、学習指導要領に示された「基礎的・汎用的能力」や「生きる力」を中心概念とした教員のキャリア教育の捉え方を測定する小・中・高等学校の教員共通の尺度開発については,2年目も継続し本調査へとつなげていく予定である。他方,本調査を進める過程で,「何のために生きるのか」といった価値観に関わる測定尺度の必要性があることが明らかになり,再検討を行ったことが遅れの原因である。
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今後の研究の推進方策 |
1年目に行った、学習指導要領に示された「基礎的・汎用的能力」や「生きる力」を中心概念とした教員のキャリア教育の捉え方を測定する小・中・高等学校の教員共通の尺度開発については,2年目も継続していく予定である。他方,本調査を進める過程で,「何のために生きるのか」といった価値観に関わる測定尺度の必要性があることが明らかになり,この点を含めた測定尺度の開発を進める予定である。そして,質問紙を完成させ本調査へとつなげていく所存である。
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