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適応指導教室等に通う感覚処理感受性の高い子供の特徴と支援プログラムの検討

研究課題

研究課題/領域番号 22K02671
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
研究機関畿央大学

研究代表者

高田 恵美子  畿央大学, 教育学部, 教授 (70623908)

研究分担者 三木 美香  畿央大学, 教育学部, 准教授 (10724552)
信迫 悟志  畿央大学, 健康科学部, 准教授 (50749794)
毛利 春美  畿央大学, 教育学部, 准教授 (80750398)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード感覚処理感受性 / 不登校 / 教育支援センター / 学びの多様化学校 / 適応指導教室
研究開始時の研究の概要

本研究の目的は、不登校支援のための学校外施設の一つである適応指導教室等に通う感覚処理感受性(Sensory Processing Sensitivity:SPS )の高い子供(Highly Sensitive Child:HSC)の現状とその特徴を明らかにし、不登校支援プログラムを作成することである。
本研究では①不登校児童生徒におけるHSCの実態を自己評価および他者評価で把握し、②不登校にあるHSCの性格特性、感覚処理能力、共感性、運動共鳴、発達障害特性、不安/抑うつ、ストレスなどの評価を行い、その特徴を分析し、③HSCに対応した不登校支援プログラムを作成して適応指導教室等での実証研究を行う。

研究実績の概要

不登校児童生徒の中には、生得的なSPSの高さから学校環境に対して自覚のないままに、持続的、慢性的なストレスや疲れが生じ、登校することが困難な子供、いわゆるHSCが存在するのではないかと考える。しかし、不登校とSPSの高さとの関連については明らかになっておらず、自己評価に加え他者評価を実施しているものはない。また、不登校児童生徒のSPSの高さが、対人感受性やストレス反応、性格特性、神経発達障害特性、脳のミラーニューロンシステムとの関連があるのかについては明らかになっていない。
そこで、小学生・中学生を対象にHSCに関する調査を実施し、不登校とHSCとの関連やHSCの特性が明らかとなれば、その特徴に応じた不登校支援が可能となり、不登校の改善や子供たちの社会的な自立等に役立てることができる。また、不登校要因のアセスメントとして用いることで、不登校の予防にも効果が期待できると考える。
そのため、調査内容について検討を行い、日本語版児童期用敏感性尺度(HSCS-C)、日本語版青年前期用敏感性尺度(HSCS-A)子どものストレス反応尺度(CSR)、子ども用短縮版対人感受性尺度、小学生用主要5因子性格検査、AQ児童用、ADHD Rating Scale-IV (ADHD-RS-IV)、運動共鳴課題を選定し、質問紙等を作成した。また、教育支援センター(適応指導教室)、学びの多様化学校(不登校特例校)、不登校親の会等に調査協力の依頼を行い、教育委員会、児童生徒、保護者等の内諾を得た。研究倫理審査委員会の承認を得て、調査票の配布に関する準備を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

調査内容の再検討や、調査対象者の内諾に時間を要したため、予定していた調査の実施まではできなかった。

今後の研究の推進方策

3年目となる9月までに調査を実施し、データ分析を行い、関連を明らかにし、学会等で成果を発表する。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] HSPS-J19の因子構造の信頼性について2023

    • 著者名/発表者名
      髙田恵美子
    • 学会等名
      日本健康相談活動学会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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