• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

BIMを使った建築設計エスキスプロセスの開発についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 22K02873
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09070:教育工学関連
研究機関愛知産業大学

研究代表者

藤枝 秀樹  愛知産業大学, 造形学部, 教授 (40791348)

研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2026年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2025年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2024年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2023年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワードBIMの利用実態 / BIM(CG)と模型 / 作りたいモデル / ツール開発 / BIM / 建築設計事務所 / BIM利用実態 / 多様なモデル / 作成手順 / 建築設計 / エスキスプロセス / 開発
研究開始時の研究の概要

本研究では、BIM上で成立する建築設計エスキスプロセスを開発する。エスキスには多様性・柔軟性があるからこそ、様々な造形を生み出すことが可能であるとも考えられるが、BIMにおいても実行可能とすることを目指し、BIMに対応可能な建築設計授業エスキスプロセスの提案と検証により開発を行う。
また、現在の実務設計におけるBIMのプロセスの中で設計初期段階が欠落し、BIM普及を弱める要因となっているが、その部分を開発したBIM建築設計エスキスプロセスをBIMワークフローに見込み、有効性を実証することで、BIMの弱点を克服し、BIMの急速な普及に寄与できると確信する。

研究実績の概要

建設業界のBIM化の流れを受けて、建築設計教育においてもBIMの活用が活発化しているが、BIM上で成立する設計初期段階のエスキスプロセスについてはいまだ明確に示されていない。実務の世界においても同様である。そのことが、BIM普及の阻害要因になっているのではないかと考え、本研究では、BIM上で成立する建築設計エスキスプロセスの開発目指している。2023年度は、BIMによる設計初期段階エスキスに求められる要件を整理の取り組みとして、その1:大学通信建築設計授業における設計初期段階での建築造形志向とエスキスの実態を明らかし、BIMによる設計初期段階エスキスにおける建築造形を創る上での問題点を抽出した。その2:大学通信教育建築設計授業で最終プレゼンテーションの表現方法として提出を課せられた「建築模型」もしくは「CG」で作られた建築造形について、類型化し、課題の立地、及び表現方法の違いについて分析し、建築設計エスキスプロセスにおけるBIMの課題を抽出した。その3:近年、BIMの利用が、建築事務所やゼネコン、教育現場に浸透しつつある一方で、BIMの普及が進んでいない実態を捉え、普及に寄与するBIM教育の必要性があると考え、実務設計におけるBIM利用の実態とその特徴を明らかにし、設計初期段階から求められるBIMの要件を抽出した。そして、上記の抽出した要件をもとに、ベースフォルムを選択し変形を簡単に加えることで多様な造形デザインが短時間で作成可能なツールを開発し、BIMプログラムに組み込んだ。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

年度最初に、研究工程を作成し、おおむねその予定通りの工程で推移している。

今後の研究の推進方策

3年目の研究
1年目に作成した「多様なモデル作成手順書」、2年目に明らかにした「BIMに求められている要件」を考慮して開発した「BIMツール」について、実際に設計授業で使い、その状況・利用の感想等のデータを収集し、分析を行う。

報告書

(2件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2024 2022

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 建築設計のエスキス初歩段階における建築造形志向と製作結果に関する考察2024

    • 著者名/発表者名
      横関浩、藤枝秀樹、大路美登里、小島美都子
    • 学会等名
      日本建築学会大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] BIM利用実態とその特徴からみた建築設計初期段階からのBIM利用に関する考察2024

    • 著者名/発表者名
      大路美登里、藤枝秀樹、横関浩、小島美都子
    • 学会等名
      日本建築学会大会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 大学通信建築学科面接設計授業におけるスタディー模型を 使ったエスキス手法に関する考察2022

    • 著者名/発表者名
      藤枝秀樹
    • 学会等名
      日本建築学会大会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi